45分で行う
時間が限られているため、すごろくは1回だけ行います。
時間を節約するために、予めグループ分けを行なっておいた方が良いでしょう。
また、グループディスカッションを行う時間を確保することが難しいため、個々の生徒が「まとめシート」を用いて対策を考えます。
時間が短いので、それぞれの過程を手早く行う必要があります。
STEP 1
課題の認識
1. すごろくを行う目的の説明
02分
ファシリテーターからワークショップの目的について説明します。
2. 事前学習・ウナギの現状の把握
06分
ニホンウナギの基礎知識を解説する動画を上映してください。
すごろくセットの配布
04分
動画の基礎知識パートが終わると、一時停止を促されます。
動画を一時停止したら、
- すごろくボードが置けるよう、机の配置を班の形に変えてもらうように指示する
- すごろくセットを配布する
- 配布し終えたら再び動画を再生する
準備とルール説明
03分
動画ですごろくをはじめる準備と、ルールについて説明されます。
ルール説明が終了したら、動画を停止してください。
動画はその後ディスカッションテーマを提示するパートとなりますが、45分で実施する場合はグループディスカッションを行わないので、このまま動画を終了してください。
STEP 2
現状の把握
3. すごろくの実施
15分
すごろく実施中は、全体の様子を眺めながらルールが守られているか確認してください。特に
- 「かならずとまる」のマスではサイコロの出目にかかわらず必ず止まること
- 解説カード2と4を開いた時は、サイコロの<1>が出るまで次に進めないこと
に注意してください。
出目によっては、ウナギの数が0になってしまうこともあります。それでもすごろくを続けるよう、声がけをしてください。
参加者がマイナスの計算をできるようであれば、引き続き減っていく数をシートの余白に記入してもらうとよいでしょう。
ファシリテーターへ結果(生き残ったウナギの数)を報告
黒板やホワイトボードなどに生き残ったウナギの数をグループごとに書いておくと、状況がわかりやすくなります。
4. 結果の共有
05分
ウナギが何匹生き残ったのか、どのような要因でウナギが減少したのか、各グループが発表して共有します。
ウナギの減り方はグループごとに異なります。グループの経験を共有することで、様々な減少要因について学ぶことができます。
STEP 3
対策の立案
5. まとめシートの記入
07分
まとめシートを配布し、各自で記入します。
時間があれば数人より内容を紹介してもらいます。
6. まとめと片付け
03分
ファシリテーターよりまとめ。
まとめシートをファシリテーターに提出してもらい、すごろくを片付けて終了します。