2019.08.11(2025.04.16 更新)
- 2019年
- 全国アリしらべ!
自然しらべ2019 TOP
調べる対象:アリ
自然しらべ2019 全国アリしらべ!
私たちにとって一番身近ないきものである「アリ」。
日本には約300種類もの多様なアリがいることや、自然の中でとても大切な役割を果たしていることをご存じですか?
今、日本のアリたちが危機に直面しています。ヒアリやアカカミアリといった外国のアリたちが次々に日本にやってきて、在来のアリを追いやってしまうかもしれません。
昨年度に引き続き、今年も「アリ」をテーマに自然しらべを行います。
身近な場所でくらすアリを観察しよう!
日本では約300種類のアリが記録されています。
その中で、身近な公園や家のまわりで確認できるアリに注目して、自然の変化をしらべます。
ぜひ、あなたも身近な場所で「アリしらべ!」にチャレンジしてみませんか。
昨年の全国調査の結果
昨年の自然しらべ2018「身近なアリしらべ!」には、のべ1590人が参加し、全国222地点から1231件、69種のアリが報告されました。ヒアリのような外来のアリはみつからず、日本のアリの顔ぶれは昔とほとんど変わらず健全な状態であることがわかりました。
アリをもっと詳しく調べるには?
<おすすめの図鑑>
『アリハンドブック』増補改訂版 寺山守、久保田敏著 文一総合出版 2018年発行
『日本産アリ類図鑑』寺山守、久保田敏、江口克之著 朝倉書店 2014年発行
<ウェブサイト>
『日本産アリ画像データベース』アリ類データベース作成グループ2008作成
アリの同定能力向上研修会
全国で自然観察活動を進めておられるNACS-J自然観察指導員の皆様を対象として、ヒアリを含めた主要なアリの同定能力向上のための研修会を開催します。
詳細は下記をご覧ください。
開催地 | 開催日程 | 開催会場 |
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福岡 | 9月23日(月・祝) 終了しました |
海のきりえ館(和白干潟を守る会事務所)(福岡県福岡市) |
兵庫 | 9月29日(日) 終了しました |
尼崎の森中央緑地パークセンター(兵庫県尼崎市) |
北海道と琉球諸島にくらすアリについて
北海道と琉球諸島にくらすアリを調べる際は、昨年度作成した下記マニュアルを参照してください。
なお調査結果の提出には、今年のマニュアルをご利用ください。
【琉球諸島版】身近なアリしらべ!(参加マニュアル2018年版)PDF/1.9MB
*北海道版には普通種のみを掲載しています。北海道のみに分布する種は入れていません。そのため北海道の平野部ほか、関東・中部地方や東北地方の山地でアリをしらべる際にもご利用いただけます。
主催・協賛・協力
主催 | ![]() |
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共催 | ![]() |
協賛 | ![]() ![]() |
協力 | ![]() ![]() |
学術協力 | 寺山守(東京大学農学部・理学博士)、岸本年郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム) |
写真 | 高野丈 |
デザイン | 君島晃(リンカク) |
参考
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