2015.05.01(2025.04.14 更新)
- 2015年
- 砂浜ビンゴ
【自然しらべ2015】砂浜ビンゴ とは?
調べる対象:砂浜
自然しらべ2015 砂浜ビンゴ
自然しらべ2015 砂浜ビンゴの結果がまとまりました。
日本は小さな島国ですが、海岸線は堂々の世界第6位!世界有数の“海岸線大国”です。
海岸線の自然は他国にはない重要な財産…のはずですが、ずいぶんと改変させてきています。
そうした海の自然の実態を知りたくても、意外にわかっていません。だからみんなで日本の砂浜の現状をしらべてみました。
のべ1,068人が参加して全国177カ所の砂浜から情報が寄せられました。
※実施時期:2015年7月1日~8月31日(終了)
自然しらべ2015「砂浜ビンゴ」:おもしろ砂浜ばなし「砂浜ってどんなとこ?」
砂浜のこんな姿を探して写真を撮ろう!
ビンゴシートには、砂浜の波打ち際から陸までの特徴的なものがマス目に入っています。
ビンゴシートにあるものを探して、見つけたら写真を撮ろう。いくつビンゴがそろうかな?
穴
大きな穴はスナガニの穴かも知れない。
ナミノコガイ/フジノハナガイ
チェックポイント:波打ち際
波が引いたり寄せたりする波打ちぎわをすみかにしている。波の力で移動する。扁平で、丸みのある三角形。ナミノコガイは2.5cmほどで、さまざまな色・模様がある。フジノハナガイは1.5cmほどで、より三角形ぽく、内側のふちには細かいギザギザがある。探すとき、写真を撮るときには、波に注意しよう。
ハマニガナ
チェックポイント:陸側
ツルナよりもやや波打ち際に近い砂浜がすき。夏に黄色いタンポポのような花を咲かせる。地中の茎(くき)で広がるが、地上に現れているのは葉と花だけ。現在10県で絶滅危惧種などにリストアップされ、減少が心配されている。写真を撮るときには、花だけでなく葉っぱも一緒に写しておこう。
砂浜の景色
ツルナよりもやや波打ち際に近い砂浜がすき。夏に黄色いタンポポのような花を咲かせる。地中の茎(くき)で広がるが、地上に現れているのは葉と花だけ。現在10県で絶滅危惧種などにリストアップされ、減少が心配されている。写真を撮るときには、花だけでなく葉っぱも一緒に写しておこう。
オカヤドカリ
チェックポイント:陸側
水に入らず陸でくらしているヤドカリの仲間。海の中でくらすヤドカリとちがい、からだはいつも乾いている。沖縄や小笠原などで多く見られるが、海流に沿って九州や本州でも見られることがある。どの範囲で見られるかが、今回の注目ポイント。
ツルナ
チェックポイント:陸側
葉っぱは厚みがあり、葉も茎も緑色で粉っぽい。表面はざらっとしている。芽の部分が白く粉をふいたようになる。花は小さな黄色。砂浜の中でも、比較的波から遠い場所、栄養の多い土壌に生える。食用にもなる。
堤防をチェック
台風や高潮などからまちを守るために作られるが、作る場所や大きさによっては、海と陸を分断してしまう。堤防などの人工物があるかどうかをチェックして、大きさがわかるように人物などを入れて写真にとってみよう。
こんなところに注目してみよう(海岸エコトーン)
砂浜は、海と陸が出会う場所、その特徴に注目してみよう!
砂浜があるのは、海と陸の間。砂浜のような場所をエコトーン(移行帯)と言います。砂浜が好きな生きものでも、右の図のように、波打ち際から砂が少なくなる陸上まで、好きな場所はそれぞれ違います。
砂浜の観察ポイントのひとつは、海から陸までがひとつながりになっているか。左のビンゴシートには、砂浜の波打ち際から陸までの特徴的なものがマス目に入っています。あなたが訪れた砂浜では、いくつビンゴがそろいましたか?
主催・協賛・協力
学術協力 | 向井 宏(海の生き物を守る会 代表) |
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写真提供 | 有光智彦、田中雄二 |
主催 | ![]() |
共催 | ![]() |
協賛 | ![]() ![]() ![]() |
誌面協賛 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
協力 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
助成 | ![]() |
後援 | ![]() ![]() |
参考
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