2023.10.20(2023.10.20 更新)
ビーチ・マリンスポーツ体験会×砂浜ムーブメント!おだいばビーチで砂浜教室を実施しました
株式会社バイオーム、株式会社ピリカ、こくみん共済coop、株式会社サニクリーンなど
対象:ファミリー子ども学生一般市民
貢献:SDGs愛知ターゲット砂浜ムーブメント自然の守り手拡大
▲貝がらに夢中なこどもたち!
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、多くの企業や団体の皆さまと連携して、自然海岸の減少や海ごみの問題など、海や砂浜が直面している課題の解決を目指して「全国砂浜ムーブメント」(以下、砂浜ムーブメント)を主催しています。
この度、東京都港区にあるおだいばビーチで開催された「JAPAN BEACH GAMES FESTIVALお台場2023」にて、砂浜教室を実施しました。当日は約50名の方がご参加くださり、ビーチ・マリンスポーツに親しみながら、砂浜の魅力や課題について知っていただく機会となりました。
砂浜ムーブメントでは、1人でも多くの方に砂浜の魅力や課題を知っていただくため、さまざまな企業や団体の皆さまとの連携を大切にしています。今回は公益社団法人ローイング協会の協力のもと、「ビーチ・マリンスポーツ×砂浜ムーブメント」をテーマに砂浜教室を実施。ビーチ・マリンスポーツにはかかせない海や砂浜の自然環境について取り上げることで、「スポーツも自然も盛り上げよう!」を目的として実施しました。
▲クイズを交えながら砂浜について学びます
まずは、会場のおだいばビーチについてのクイズからスタート。実は人工的につくられたビーチで、砂は伊豆諸島の1つ、神津島の砂です。クイズのほか、砂を顕微鏡で拡大した写真の観察や、100年前と現在のおだいばビーチを航空写真で比較するなどを通して、砂浜に対して興味を持っていただきました。
▲砂の拡大写真。ガラス質の砂が多く含まれるのが特徴的
続いて、砂浜ノートを使いながら、おだいばビーチでみられる海浜植物や海の生きものについて紹介。人工ビーチですが、注目してみると多くの生きものがみられることを知っていただきました。
※「BIOME」のダウンロードと参加方法は砂浜ムーブメント特設サイト“砂浜を守る3つのアクション”をご覧ください。
▲ハマヒルガオ、タテジマイソギンチャク、スナガニ類の食事跡など、バラエティに富む
最後に、海ごみの問題についても紹介しました。おだいばビーチにも大小さまざまなごみが・・・スタッフが事前に実施したビーチクリーンでは、たばこのごみが多く、漂着ごみよりもビーチで捨てられたと思われるごみが多い様子でした。1人1人がごみについて考え、できる行動をすることが大切であることをお伝えしました。
※「ピリカ」のダウンロードと参加方法は砂浜ムーブメント特設サイト“砂浜を守る3つのアクション”をご覧ください。
▲砂浜教室後に、ごみ拾いのアクションをしてくださった方もいらっしゃいました!
今回は、これまで砂浜ムーブメントにご参加いただいた中から誕生した「砂浜アクティビスト」の皆さんにもご協力いただきました。意見交換をしながら、引き続きよりよい活動ができるよう連携していきます。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
砂浜ムーブメントの特設サイト&チラシ
チラシのダウンロード(PDF/1.1MB)
企業・団体様へ
砂浜ムーブメントは、多くの企業や団体の皆さまと連携して実施しておりますが、現在も、ご支援、ご協力いただける企業や団体の皆さまを募集しています。海や砂浜の自然環境の問題の解決を目指してNACS-Jと連携しませんか!?ご連絡お待ちしております。
※砂浜ムーブメントで連携している企業や団体様は、特設サイトの下部にロゴを掲載しております。こちらをご覧ください。
公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進部
担当:櫻井、原田、三好、志村、岩橋
03-3553-4101 shizen@nacsj.or.jp