2023.07.21(2023.07.21 更新)
HSBCが日本自然保護協会への支援で紺綬褒章を受章
HSBC
(左) HSBC カリン・コリン 在日支店チーフ・オペレーティング・オフィサー、(右) 環境省 白石隆夫 自然環境局長
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、多くの企業や団体の皆さまと連携して、山から海まで、日本の生物多様性を保全する活動に力をいれています。
この度、NACS-Jの活動を継続的に支援くださっているHSBCグループの香港上海銀行(以下、HSBC)が、NACS-Jへの支援の功績が認められ紺綬褒章を受章しました。7月19日(水)に環境省で褒状の伝達式が行われました。
紺綬褒章は公益のために私財を寄付した功績が顕著な個人または団体に授与されるものです。
この度、NACS-Jの活動を継続的に支援してくださっているHSBCの功績が認められ、紺綬褒章の受章が決まりました。NACS-Jにとっても紺綬褒章の申請を始めて以来、今回が初めての受章となりました。
HSBCは2021年5月に気候変動対策に取り組む企業やNGOへ5年にわたり1億米ドル規模のプロジェクトを開始し、その一環として生物多様性の保全や再生を支援しています。日本ではその支援対象として、NACS-Jが取り組んでいる赤谷プロジェクトが選ばれました。
赤谷プロジェクトは群馬県みなかみ町と新潟県との県境に広がる、約1万ヘクタール(10km四方)の国有林「赤谷の森」を対象に、地域本来の生態系と生物多様性の復元、持続的な地域づくりを目的に、地域住民や行政機関などとの多様な連携(パートナーシップ)により取組みを進めています。
NACS-Jは、赤谷の森を舞台に、管理の行き届いていない人工林を生物多様性豊かな自然の森に復元する活動などに取り組んでいます。HSBCは気候変動の観点からもこの活動を評価してくださり継続的にご支援をくださっています。
HSBCの皆様、いつも温かいご支援をありがとうございます。そして、紺綬褒章の受章おめでとうございます!
NACS-Jの活動はすべて、皆様からのご支援により支えられています。
いただいたご支援を生物多様性復元の成果に結びつけるよう、これからも取り組んでまいります。