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2022.09.14(2022.09.14 更新)

MiyuuさんをMCに砂浜ムーブメント2022オンライントークイベントを開催。200名を超える皆さまにご参加いただきました

株式会社バイオーム、株式会社ピリカ、こくみん共済coop、株式会社サニクリーン、エイベックス・マネジメント株式会社 など

対象:ファミリー子ども学生一般市民

貢献:SDGs愛知ターゲット砂浜ムーブメント自然の守り手拡大

砂浜が痩せている。昔は足元の岩は見えなかった。鎌倉・稲村ケ崎

日本自然保護協会(以下、NACS-J)では、自然海岸の減少や海ごみの問題など、海や砂浜が直面している課題の解決を目指し、砂浜を見る目を増やすべく「全国砂浜ムーブメント」(以下、砂浜ムーブメント)を開催しています。4年目を迎える今年度の砂浜ムーブメントの活動が5月30日(ごみゼロの日)よりスタ―ト。記念企画として、砂浜ムーブメントの応援団でもありシンガーソングライターのMiyuuさんをMCに迎え、オンライントークイベントを開催しました。当日は、200名を超える皆さまに方にお申込み、ご参加いただきました。


砂浜ムーブメントでは、一人でも多くの方に海や砂浜の自然環境が抱える課題について知ってもらい、砂浜を見る目に繋げていくための活動に力を注いでいます。

今回はスタート記念企画ということで、「海や砂浜の自然保護について、カジュアルに語り合う」をテーマに、海や砂浜の価値や課題について今一度振り返り、明日からできる砂浜ムーブメントの3つのアクションを各スペシャリストと共に紹介しました。

「海や砂浜の自然保護について、カジュアルに語り合う」(YouTube)

オンライントークイベント「全国砂浜ムーブメント」の概要

日 時:
2022年6月1日18:30~20:00
形 式:
オンラインセミナー(※Zoomウェビナー)
対 象:
海や砂浜の現状について知りたい方など、どなたでもOK
定 員:
100名
参加費:
無料
スピーカー:

プログラム

  • 砂浜が消える?魚よりプラスチックの方が多くなる?~海や砂浜が抱える危機~
  • できることは?~”全国砂浜ムーブメント”で楽しく砂浜を守る~
  • その生きもの写真1枚が、砂浜を守る!~生きものコレクションアプリ『バイオーム』の使い方~
  • 街中のごみ拾いが、砂浜を守る!~ごみ拾いSNS『ピリカ』の使い方~
  • 砂浜クイズ!~プレゼントをゲットしよう~

生きものへの影響。産卵に来たウミガメの目の前にブロックが...▲MiyuuさんとNACS-Jの志村

MCには、「砂浜ムーブメント」の応援団でもあるエイベックス・マネジメント株式会社所属のシンガーソングライターMiyuuさんを迎えました。音楽活動の傍ら、自然を守る取り組みに興味を持ち、NACS-Jの活動に積極的にご参加くださっています。

前半では、そんなMiyuuさんとNACS-Jの志村が、海や砂浜が抱える危機についてQ&A形式でトークを繰り広げました。砂浜の減少やコンクリート化、海ごみやマイクロプラスチック問題、これらの問題により生きものにどんな影響を与えるかについて、写真をみながら解説。

参加者の皆さまからは「ウミガメが苦しそうですね、、、」「人類の遺跡がプラごみは嫌だな」など多くのコメントいただきました。そして、海や砂浜を守るためにできることとして、砂浜ムーブメントで掲げている3つのアクションを紹介しました。

砂浜を守る3つのアクション

  • 砂浜ノートを子どもたちに届けよう!(目標は20,000人)
  • 砂浜の生きものをしらべよう!(目標は30,000データ)
  • 砂浜や街中でごみを拾おう!(目標は350万個)

後半では、各アクションで使用する、いきものコレクションアプリ「バイオーム」(以下、バイオーム)を運営する株式会社バイオームの藤木庄五郎さんと、ごみ拾いSNS「ピリカ」(以下、ピリカ)を運営する株式会社ピリカの三輪芳和さんに登壇いただき、アプリの使い方や特徴、誕生ストーリーなどをお話いただきました。

使い方を説明する藤木庄五郎さんの画像▲株式会社バイオーム 藤木庄五郎さん

バイオームでは、生きものの写真を投稿すると、AIが名前を推測してくれるので、楽しく簡単に生きものしらべができます。

ただ楽しいだけでなく、これまでバイオームを通して集められたあらゆる生きものの情報により、外来種の分布拡大や温暖化による生きものへの影響、生物多様性の状況が分かるようになってきたとのこと。集められた情報は適切に行政や自治体に共有され、生きものを保全に役立てられます。「生きものをおもちゃにしないよう配慮しながら、楽しくどんどん投稿してほしい」とのことでした。

今年度の砂浜ムーブメントでは、このバイオームを通して、砂浜の生きもの30,000データを集めることを目標にしています。砂浜の状況を明らかにするため、ぜひご協力ください!

「バイオーム」のダウンロードと参加方法は砂浜ムーブメント特設サイト“砂浜を守る3つのアクション”をご覧ください。

使い方を説明する三輪芳和さんの画像

▲株式会社ピリカ 三輪芳和さん

ピリカは、なんと113カ国で活用されており、世界中と繋がって楽しくごみ拾いをすることができます。「ごみ拾いSNS」とあるように、ごみ拾いの写真や拾った数、コメントを投稿してまわりに共有したり、ごみを拾ってくれた人に気軽に「ありがとう」を伝えることのできるのがポイントです。「砂浜でのごみ拾いのほか、砂浜にごみが流れつく前に身の回りでも拾っていただき、楽しくピリカを活用してほしい」とのことでした。

今年度の砂浜ムーブメントでは、350万個のごみの回収を目標としています。ぜひご参加ください!

「ピリカ」のダウンロードと参加方法は砂浜ムーブメント特設サイト“砂浜を守る3つのアクション”をご覧ください。

そのほか、正解者の中から抽選でプレゼントが当たる○×クイズや、登壇者への質問コーナーを行いました。

砂浜ノートを手に持つMiyuuさんの画像▲後日、3名の方にMiyuuさんのサイン入り砂浜ノートや竹歯ブラシなどのプレゼントをお届けしました

ご参加いただいた皆さまからは、チャットでたくさんのコメントやご質問をいただきました。

参加者からのコメント<一部抜粋、原文ママ>

いきものコレクションアプリ『バイオーム』について

  • 面白そうです、早速DLしました!
  • バイオーム愛用していますー!(Lv.40)
  • 楽しみながら調べて学べるなんて、素晴らしいです。
  • 「生きものをオモチャにしない」大切なポイントですね!

ごみ拾いSNS『ピリカ』について

  • ピリカ使わせてもらってます。みんなから、ありがとうやコメントがくるのが、「ゴミ拾いで繋がっている」という感覚を持ててとてもいいです!
  • ピリカのおかげでゴミ拾い仲間が増えました。拾い方や処分のアイデアもいただけて、とても励まされています!

両アプリについて

  • それぞれの開発者のみなさんの熱い思いがよく伝わってきました。すばらしいです。
  • 素晴らしいアプリのご紹介ありがとうございました!早速両方使ってみたいと思います。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!

今年度の砂浜ムーブメントは、12月31日まで開催しています。多くの方からのムーブメントへのご参加、お待ちしております!


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