2022.02.25(2022.02.28 更新)
「第7回わぉ!な生きものフォトコンテスト」のグランプリを発表しました
ソニーグループ株式会社
対象:一般市民ファミリー子ども
貢献:自然の守り手拡大SDGs
公益財団法人日本自然保護協会は、ソニーグループ株式会社と協働する「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」の活動を通じて、生物多様性保全の普及啓発を行っています。「わぉ!な生きものフォトコンテスト」は、写真を通じてみなさんの感動体験を多くの人とわかちあい、生物多様性の重要性を伝えたい、そんな想いで開催しています。
第7回となる今回は、過去最高の応募件数である、810名から計1,606点のご応募をいただきました。特別審査員の茂木健一郎さん(脳科学者)とともに審査を行い、グランプリはじめ入賞作品計25件をウェブサイト(下記)で公表しました。
コロナ禍らしいタイトルやエピソード、季節ごとの彩など、身近なところでみられる生きものたちのくらしぶりや人とのかかわりのひとこまを映し出した写真がたくさん寄せられました。全国での写真展も予定していますので、お近くで開催の際にはぜひお立ち寄りください。
第7回わぉ!な生きものフォトコンテスト結果発表(ソニー・外部サイト)
【入選作品】( )内は受賞者名です。ペンネームを含みます
わぉ!グランプリ
賞品:ミラーレス一眼カメラ『α6600』高倍率ズームレンズキット ILCE-6600M
作品名「ソーシャルディスタンス」 受賞者:栃木のスナフキンさん
【エピソード】
モノサシトンボの交尾がたくさん見られました。この場面は、まさに物差しで測ったような間隔で整列して並んだ状態がソーシャルディスタンス、日本人(ではないが)らしくもありました(笑)
【講評】特別審査員:茂木 健一郎さん(脳科学者)
生物多様性は、かたち、色などの姿だけでなく、生きものの行動のさまざまなあり方を通して伝わってくるものです。モノサシトンボが「ソーシャルディスタンス」を保って並んでいる姿は、ユーモラスであるとともに、生きもののふるまいの奥行き、豊かさを教えてくれます。写真を撮ることで、ひょっとしたら見逃して通り過ぎていたかもしれない瞬間をじっくりと味わうことができることが、カメラの持っている可能性。それにしても、トンボたちはどのようにしてこの配置にたどり着いたのでしょう。人間社会のあれこれは知らないでしょうに。人間もトンボも、同じ生きもの。私たちの脳の中の共感と距離感の混ざった印象こそ、まさに「多様性」だと言えます。
わぉ!博士賞 2名
賞品:シューティンググリップキット『VLOGCAM ZV-1G』
「勝者はどっち!?」(とも助さん)
「うちわの骨組み完成!」(村山純二さん)
わこちゃん・おっくん賞 4名
賞品:自然観察グッズ
佳作 18名
賞品:粗品
※入選作品はこちらのサイトでご覧いただけます。
第7回 わぉ!な生きものフォトコンテスト結果発表(ソニー・外部サイト)
開催概要
生物多様性を守るには多くの人が自然を好きになることが大切。その想いから、NACS-Jとソニーが2015年に協働して立ち上げたプロジェクトです。自然観察会や保全活動などの自然に触れる「体験」と、フォトコンテストやFacebookによる発見や感動の「共有」。この2つの側面から、多くの方に自然のおもしろさや大切さを伝えています。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/spotlight/waowao
公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進部
担当:志村、三好、櫻井、原田、岩橋
03-3553-4101 shizen@nacsj.or.jp