2020.04.17(2020.04.17 更新)
第3回 生きものさがし自然塾「巣箱づくりに挑戦!~駿河台の野鳥のために~」を開催しました
三井住友海上火災保険株式会社、ECOM駿河台、千代田区、株式会社ニコンビジョン、株式会社佐久
対象:子ども
貢献:SDGs愛知ターゲット自然の守り手拡大
日本自然保護協会(以下、NACS-J)と三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)は、小学生を対象に「駿河台・生きものさがし自然塾」(以下、自然塾)を開催しています。2020年1月7日に開催した自然塾では、巣箱づくりに挑戦してもらいました。
今回の自然塾では、はじめに「巣箱ってそもそも何?」という疑問をみんなで学びました。いろいろな鳥の巣の違いや子育てに必要な餌の量など生態を学んだり、野鳥観察に欠かせない双眼鏡の使い方も学びました。
今回使用した双眼鏡は、株式会社ニコンビジョンのご協力でお借りしたものです。しっかり練習も行い、観察したい気持ちも高まります。
双眼鏡の使い方に慣れたら、野外に出て野鳥観察です。木のこずえに止まるペアのメジロを見つけ、特徴的な胴体の色や白いアイラインなどの特徴をじっくり双眼鏡で確認できました。
普段より近くに見える野鳥の姿にみんな見入って、都市に暮らす野鳥について、説明も聞きながら理解を深めました。
室内に帰ってきたら、いよいよ巣箱づくりスタート!今回の巣箱で使用した木材は、NACS-Jがイヌワシとその生息地の保全活動に力を注ぐ宮城県南三陸町の「南三陸杉」です。私たちの活動パートナーである株式会社佐久の協力で使うことができました。
実際に野鳥たちが使うことを想像しながら、慣れない木工作業にも熱心に取り組みます。
ノコギリで切ったりトンカチで釘を打ったり、みんな初めての巣箱づくりに夢中でした。
そして、ついに巣箱完成!!
ひとりひとりが思い思いのイラストを書き入れて、世界に一つだけのオリジナル巣箱が誕生しました。
こんな素敵な巣箱なら、野鳥にもきっと気に入ってもらえるはず。
巣箱は、観察のときに間隔を考えて選んだ樹木に、後日、庭園管理の作業者の方に設置してもらいました。今年の春から子育てに使ってもらえるか楽しみに解散しました。
今回参加してくださった皆さま、ありがとうございました!!
第3回 生きものさがし自然塾「巣箱づくりに挑戦!~駿河台の野鳥のために~」
※株式会社佐久と南三陸杉について
http://www.sakyu-minamisanriku.jp/ringyo.php
公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進部
担当:大野
03-3553-4101 shizen@nacsj.or.jp