2020.03.10(2020.03.12 更新)
駿河台・生きものさがし自然塾「秋の子ども俳句会~季語図鑑をつくろう~」を開催しました
三井住友海上火災保険株式会社、ECOM駿河台
対象:子ども
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)と三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)は、小学生を対象に「駿河台・生きものさがし自然塾」を開催しています。
前回の俳句会は春でしたが、今回は秋の駿河台緑地を舞台に、2019年11月23日に開催しました。
NACS-Jは、法人特別会員として活動を支えてくださっている三井住友海上と「駿河台・生きもの自然塾」(以下、自然塾)を開催しました。
まずは俳人の渡辺一二三先生から俳句の歴史や作るときのルールについてお話を聞きました。当日はあいにくの雨でしたが、そんな「雨」についての季語も教えてもらい、お外に出るのが楽しみに。
俳句について楽しく学んだあとは、題材を探しに駿河台緑地へ。子どもたちは色とりどりの傘やレインコートで外に飛び出していきます。
自然観察をしている間はどの植物がどの季語なのか一二三先生に質問するなど、みんな思いおもいに気になるものや心に残る場面を発見したようでした。
お部屋に戻った後は、いよいよ俳句づくり。駿河台緑地で見つけたものや感じたものをどんどん言葉にしていきます。
またブックデザイナーの孝本真子先生に教わりながら、発見した秋の季語や作った俳句をカードに書いてまとめておける、俳句図鑑も作成しました。
最後にお気に入りの句を清書し、一人ずつ発表しました。子どもたちの感じた秋の自然や雨の日ならではの風景が豊かな発想で表現され、素敵な俳句がたくさん生み出されました。
参加者の皆さまからはこんな感想をいただきました。
(参加者の子ども)
- 秋だけでいっぱい俳句がつくれるんだとびっくりしました。
- いろんな花の名前などを知れてとても楽しかったです。それを俳句にするのも楽しかったです。
- 雨でも俳句が作れることにびっくりしました。晴れの時には作れないような俳句が作れてうれしかったです。
(付添いの大人)
- 子どもたちの考え方の柔軟さに驚きと感心を覚えました。
- 季語について思いをめぐらせたり、ゆったりと俳句づくりを楽しめたことがとてもすばらしい体験でした。
- 娘がうれしそうに真剣にきれいな落ち葉を探す姿に日ごろ忙しくてこうした時間がつくれていないと気づきました。素敵な機会をありがとうございました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
秋の子ども俳句会~季語図鑑をつくろう~
公益財団法人日本自然保護協会
自然のちから推進室 担当:大野
03-3553-4101 shizen@nacsj.or.jp