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2019.05.24(2019.06.05 更新)

駿河台・生きものさがし自然塾「春の子ども俳句会 〜生きもの観察とオリジナル俳句ノートづくり〜」を開催しました

三井住友海上火災保険株式会社、ECOM駿河台

対象:子ども

貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット

日本自然保護協会(以下、NACS-J)と三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)は、小学生を対象に「駿河台・生きものさがし自然塾」を開催しています。今回は「俳句」をテーマに、2019年3月29日に開催しました。


NACS-Jは、法人特別会員として活動を支えてくださっている三井住友海上と「駿河台・生きもの自然塾」(以下、自然塾)を開催しています。

2018年度最後となる今回の自然塾では、春の訪れを探す自然観察と、その気づきや気持ちを俳句にすること、そして自分だけの俳句ノートづくりを行いました。

はじめに、俳人の渡辺一二三さんから俳句を作るときのルールや、季語の使い方などを楽しく学びました。

季語の季節をクイズ形式にして、野菜や果物を見て「これはどの季節?」と考える時は大盛り上がり。

夏だと思っていたものが意外と秋だったり、春だったりして、おとなも子どもも驚きいっぱいでした。

俳句の説明をする講師と、真剣な表情で聞く子供たちの写真

当日は少し肌寒い日でしたが、屋上庭園の桜は満開!匂いのある桜を見つけて、子どももおとなもみんなで“くんくん”とかぎました。

俳句の題材を説明する当協会の大野(写真)

足元には芽を出した草花、木々の枝にも色々な芽吹きや若葉が出てきていて、まさに季語「木の芽(このめ)」が俳句の題材になります。

しゃがんで草花を観察する女の子二人(写真)

 

また、俳句ノートの作り方は、マイ図鑑づくりでもご指導いただいた孝本真由子さんに教えていただきました。それぞれ自分で選んだ和紙を糸でとじて、表紙に「春」や「HAIKU」などのタイトルを貼りました。

作成中の俳句ノート写真

できた俳句ノートを首から下げたら、思いついた時に俳句を書き留めることもでき、すっかり俳人の雰囲気です。

俳句ノートを首からぶらさげた写真

最後に自選の句を木簡に清書し、一人ずつ発表してもらいました。子どもたちの感じた春が素直な言葉で表現され、たくさん俳句が生まれました。

この素敵な俳句は、後日、渡辺一二三さんの講評をそえてECOM駿河台に掲示されました。俳句が持つ魅力には、四季の美しさ、自然の美しさが根底にあることを再確認し、自然の大切さを改めて感じました。

作った俳句ノートを見るたびに、今日の春の景色が思い出されるかもしれません。

駿河台・生きものさがし自然塾「春の子ども俳句会」

開 催 日:
2019年3月29日(金)
開催場所:
ECOM駿河台
対  象:
小学生1〜6年生
参加人数:
24人
主  催:
三井住友海上火災保険株式会社
共  催:
公益財団法人日本自然保護協会
講  師:
渡辺一二三氏、孝本真由子氏(macobook works)他

ECOM駿河台とは

2012年5月、三井住友海上駿河台新館のオープンにともなって誕生した、地域に開かれた環境コミュニケーションスペース。環境や自然に関するさまざまな情報を発信し、地域の皆様と交流しています。
https://www.ms-ins.com/company/csr/ecom/

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自然のちから推進室
担当:大野
03-3553-4101 shizen@nacsj.or.jp

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