2019.02.25(2019.03.01 更新)
長池公園でわぉ!わぉ!観察会「生きものフォト講座」を開催しました
ソニー株式会社
対象:一般市民ファミリー
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、生物多様性を守るためには、より多くの人が自然を好きになるようにという想いから、ソニー株式会社(以下、ソニー)と協働として「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」を行っています。
今回、相模原市立博物館学芸員の秋山幸也さんを講師にお招きし、長池公園(東京都八王子市)にてわぉ!わぉ!自然観察会「生きものフォト講座」を2018年11月10日に開催しました。
はじめに、今回の開催場所である長池公園副園長 小林健人さんから長池公園の魅力を紹介していただき、相模原市立博物館学芸員で、わぉ!な生きものフォトコンテストの特別審査員でもある秋山幸也さんから「やさしい生きものの撮影テクニック」と題して、フィールドで役立つちょっとしたカメラテクニックを教わりました。
一眼カメラだけでなく、コンパクトカメラやスマホのカメラでも役に立つということで、特にマクロ撮影と露出補正、レフ版を使った撮影のテクニックを教わりました。
またソニーの畑田出穂さんからは「生きものの撮影に役立つソニーのカメラ」と題して、ソニーの最先端のカメラのラインナップと、ソニーのカメラが生きものの撮影にも優れた性能を発揮することをご紹介いただきました。
▲今回、デモ機として用意したカメラは、デジタル一眼カメラ「α7R III」、マクロレンズ「SEL90M28G」、望遠レンズ「SEL100400GM」とどれもソニーの技術を誇るハイエンドモデル。
参加者はご自身でお持ちのカメラを持って、いよいよ屋外での撮影に出発です。
2班に分かれて出発すると、自然観察指導員から、この時期ならではの観察ポイントを紹介してもらいながら、参加者は自由にたくさんの「わお!」を見つけ、美しく写真に収めるためにシャッターを切っていきます。
生きものが使うことを想定して池の中に残されていた倒木の上で甲羅干しをするカメと休憩場所にするカルガモ。卵を守っているジョロウグモなど、撮影対象は豊富にあるので、参加者同士で「こっちにこれがあるよ!」と声を掛け合ったり、レフ版の代わりになる白厚紙をサポートしたり、「これはマクロで撮った方が…」などの意見交換をしながら交流を楽しむ様子が見られました。
部屋に戻り、自慢の写真を班ごとに選んでプロジェクターで写して、秋山さんからそれぞれの写真について解説をしていただきました。同じ自然でも撮影する人の視点が違うと、全く違う姿を見せてくれます。どの写真も発想が個性豊かな「わぉ!」な写真ばかりで、秋山さんも驚かれていました。
最後に、最近問題になる撮影マナーの基本を学んで、終了しました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
▲【A班の作品】甲羅干しするアカミミガメ 写真をズームすると二匹とも前足の爪が長くオスだということが分かります。
アンケートから
•自然観察の視点の深掘りができました。
•写真を撮るときに、よく観察するようになりました。
•子どもは自分で発見したものを撮影し、後でみんなに見せることを楽しんでしました。
•家族と、自然への視点=写真を通して話し合うことができました。
わぉ!わぉ!自然観察会「生きものフォト講座」
※日本自然保護協会の活動は皆さまからの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。
支援の方法はこちらから
■お問い合わせ■
公益財団法人日本自然保護協会
自然のちから推進室
担当:大野
03-3553-4101 shizen@nacsj.or.jp