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2019.02.04(2019.02.04 更新)

赤谷の森で「自然を学ぼう!親と子の環境教室」を開催しました

公益財団法人ノエビアグリーン財団

対象:ファミリー子ども一般市民

貢献:SDGs愛知ターゲット自然の守り手拡大

日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、NACS-Jの活動を会員として支えてくださっている公益財団法人ノエビアグリーン財団(以下、ノエビアグリーン財団)とともに、「自然を遊ぼう!親と子の環境教室」を赤谷の森(群馬県みなかみ町)で実施しました。


赤谷の森は、NACS-Jが生物多様性の保全と自然の恵みを活かした持続的な地域づくりに力を入れている場所です。本州に生息するほとんどすべての哺乳類が生息しており、絶滅の危機に瀕しているイヌワシをはじめ、貴重な動植物が数多く暮らしています。そしてまた、赤谷の森は私たち人間の暮らしにとっても欠かすことのできない水源の森でもあります。

今回のイベントでは、水源を感じられる豊かな自然の中でのトレッキングや、地元食材をふんだんに使用したお弁当、草木染めのトートバッグ作りといった、自然の恵みを体感できる1日となりました。

 

トレッキング風景(写真)

 

はじめに、新潟県側から「赤谷の森」トレッキング。NACS-J自然観察指導員である長浜陽介さんのガイドで自然のしくみを学びながら登ります。足元に転がっているミズナラのドングリやトチの実をよく観察してみると、かじられていたり、芽が出ていたり。山にあるものすべてが、いろいろな生き物のいのちを支えていることを実感することができました。

 

子供に説明する長浜陽介さん(写真)

 

到着した三国峠では、地元の旬な食材を使った、自然の恵みたっぷりの「たくみの里食堂」特製のお弁当をいただきます。三国権現神水で汲んできた水を沸かして作ったココアを飲んで、少し疲れた体に元気が戻りました。

 

お弁当(写真)

 

次に、たくみの里にある草木屋 染の家でトートバッグ作りです。

 

参加者に説明する山崎杜人さん

 

山崎杜人さんが草木染めについて解説してくださり、実際に染める「浸し染め」の工程を子どもたちは体験できました。「私もやりたい!」「次は自分!」と興味津々です。

ブナ、サクラ、クリから染められたトートバッグから自分が好きなものを選び、好きな型を使って模様をつけていく「型染め」をしました。動物や植物、文字など400種類以上の型紙から選び、おとなも子どもも思い思いに自分だけのオリジナルトートバッグ作りに夢中になりました。

 

型染めに熱中するお子さん(写真)

 

ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいたみなかみ町の皆さま、本当にありがとうございました。

 

赤谷の森で「自然を学ぼう!親と子の環境教室」

開 催 日:
2018年5月26日(土)
開催場所:
赤谷の森(群馬県利根郡みなかみ町)
対  象:
小学生1〜6年生とその親御様14組32名参加
主  催:
公益財団法人ノエビアグリーン財団
企画協力:
公益財団法人日本自然保護協会
講  師:
長浜 陽介氏(自然観察指導員/ネイチャーガイド)、山崎 杜人氏(草木屋 染の家)

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■お問い合わせ■
公益財団法人日本自然保護協会
自然のちから推進室
担当:大野
03-3553-4101  shizen@nacsj.or.jp

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