2018.01.19(2018.01.19 更新)
長池公園で わぉ!わぉ!観察会「生きものフォト講座」を開催しました。
ソニー株式会社、NPOフュージョン長池
対象:一般市民ファミリー
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、ソニー株式会社(以下、ソニー)と協働している「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」で、自然観察のツールであるカメラの撮影テクニックを学ぶ「生きものフォト講座」を開催しました。
NACS-Jは、生物多様性を守るためにはより多くの人が自然を好きになることが大切という思いから、ソニーと協働して「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」を行っています。
この度、「第3回わぉ!な生きものフォトコンテスト」の募集期間に合わせて、2017年11月11日に長池公園(東京都八王子市)で「生きものフォト講座」を開催しました。昨年もとても好評だった講座で、今年もカメラ好き、自然好きの皆様がたくさん参加されました。
レクチャーの最初は、相模原市立博物館学芸員で自然観察指導員講習会の講師も務める秋山幸也さんから「やさしい生きものの撮影テクニック」と題して、フィールドで役立つ撮影テクニックを教わりました。意外と忘れられている基本的なマクロ撮影と露出補正、レフ版を使った撮影などのテクニックは必見でした。
またソニーの畑田出穂さんからは「生きものの撮影に役立つソニーのカメラ」と題して、撮影したい被写体に合ったソニーのカメララインナップと、ソニーのカメラが生きものの撮影にも優れた性能を発揮することを技術面から紹介してもらいました。そして、最新のソニーのカメラを実際に手に取り体験、その性能の高さに参加者の皆様も驚いていました。
一通りのテクニックを教わったあとは、実際に長池公園のフィールドに出て腕試し。自然観察指導員から、この時期ならではの観察のポイントを紹介してもらいながら、思いおもいにシャッターを切っていました。
黄金に輝くススキ、真っ赤に実ったナンテンの実、冬眠前のカミキリムシ、ひときわ鮮やかなマユミの花、青空との対比が実に美しい紅葉、などなど、長池公園で見つけた「わぉ!」の瞬間を写真に収めました。
フィールドから戻ってきたら、自慢の写真を班ごとに選んでプロジェクターで写し、講師の秋山さんからそれぞれの写真について解説をしてもらいました。講義で教わったマクロ撮影やレフ版を使って撮影した写真は、どれも個性豊かで「わぉ!」な写真ばかり。
最後に、NACS-J大野から最近問題になる写真撮影のフィールドマナーや撮影した後のSNS(ソーシャルネットワーク)での注意点と活かし方などをお話しして終了しました。
アンケートでも、「写真を撮るときに自然を観察してから撮るようになりました。」「自然観察を通してその記録として写真を撮ってみたい。まとめてみたいと思いました。」とうれしいコメントの数々をいただきました。自然観察でデジタルカメラがとても役に立つことを学び、また一つフィールドでの楽しみ方が増えた一日になりました。
参加してくださった皆さま、どうもありがとうございました。
開催日 | 2017年11月11日(土) |
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開催地 | 八王子市長池公園(東京都八王子市) |
参加者 | 16家族、23名 |
主催 | わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト (公財)日本自然保護協会、ソニー(株) |
協力 | NPOフュージョン長池 |
講師 | 秋山幸也(相模原市立博物館学芸員)
畑田出穂(ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ(株)) |
■わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/spotlight/waowao/index.html
■第3回わぉ!な生きものフォトコンテスト【募集期間 2018年1月22日締切】
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/spotlight/waowao/photocontest.html
※日本自然保護協会の活動は皆様からの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。
■お問い合わせ■
自然のちから推進室 担当:大野
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