2024.05.10(2024.05.15 更新)
【お詫びと訂正】会報『自然保護』2024年5-6月号特集「かえるの歌に耳をすませば」の原稿に誤りがありました。
会報『自然保護』2024年5-6月号(No.599)特集「かえるの歌に耳をすませば」の13ページに掲載した「卵にはいろいろな形がある」というコラムの文章に誤りがありました。
以下の通り訂正して、お詫び申し上げます。
(誤)「まずはあまり動かず、田んぼの脇などで静かに耳を澄ませましょう。鳴き声ってカエルの存在を示す最大の情報源ですよね。どの田んぼでどれだけのカエルが鳴いているのか、どんな天気の時によく鳴いているのか、そして鳴いているカエルの種類が分かるようになると、一気に楽しさが増してきます。鳴かない場合はカエルの鳴き声を流してみたり、鳴き真似をしてみたりすると鳴き交わしてくれることもありますよ」
(正)カエルの産卵は基本的に夜間に行われるため観察が難しい。最も容易なのは、日中に見ることができて動かない卵の観察だ。「アマガエルの卵は小さくもあり、なかなか見つけられませんが、ヒキガエル類やアカガエル類の卵は比較的簡単に見つけることができます。モリアオガエルは水面上に張り出した木の枝や葉に泡状の卵塊を産み付けます。そして孵化したオタマジャクシは水面に落下します。親は下に水場があることをちゃんと分かって産卵しているんですね」と藤田さん。