2023.04.14(2023.04.20 更新)
モニ1000里地調査2023~2027年度の調査地が決定しました
お知らせ
専門度:
全国の里山生態系の変化を長期にわたって把握し、生物多様性の保全施策へ活かすための事業「モニタリングサイト1000里地調査」は、NACS-Jと環境省の共同事業です。
全国の調査地において毎年1300人以上の市民の方が参加され、これまでには、里山でよく見られた身近なチョウ類のうち、約1/3の種で急激に減少している可能性が示されるなどの成果が上がっています。
これらの成果をはじめ、本調査の結果は、学術研究や国の重要な計画・評価(生物多様性国家戦略、気候変動適応評価報告書等)の根拠資料として活用されるとともに、各地の保全管理等でも活用されています。
昨年、新たに2023~2027年度の5年間の調査にご協力いただける調査地を募集し、全国から多数のご応募をいただきました。選考の結果、19か所の新規調査地が決定し、前年度までの調査から継続する調査地を含めると、全国203か所の調査地で今後5年間にわたる調査を開始することになりました。
全国203か所の調査地(2023年4月1日現在)
調査地の詳細はこちらからご覧いただけます。
モニタリング1000里地調査:調査サイト
※環境省生物多様性センターのWEBサイトでも掲載されています。
モニタリングサイト 1000 里地調査 2023~2027 年度の調査地が決定しました