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2024.11.26(2024.11.26 更新)

JESCOホールディングス、日本自然保護協会が連携協定を締結 和歌山県那智勝浦町を舞台にネイチャーポジティブを推進

JESCO那智勝浦の保安林の画像

JESCO那智勝浦の保安林

JESCOホールディングス株式会社(以下、JESCO)、公益財団法人日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、JESCOが保有する森林やその森林を含む地域のネイチャーポジティブを推進する連携協定(以下、本協定)を締結しました。

社会的背景

生物多様性の損失は気候変動と並ぶ世界における深刻な課題の一つです。なかでも日本の生物多様性は世界におけるホットスポットと言われ、その損失は危機的状況です。この状況に対処するには、企業、環境NGO、地域が連携して生物多様性の保全や再生に取り組む必要があります。

取り組み概要

本協定ではJESCOとNACS-Jが協力し、JESCOが保有する森林やその森林を含む地域で生物多様性保全活動に取り組み、ネイチャーポジティブを目指します。

JESCOは、これまでに奈良県吉野郡と和歌山県那智勝浦町内の森林を取得し、維持、管理を行ってきました。この度、世界文化遺産である那智の滝と同じ流域に位置し、水源涵養と景観の2つの側面から重要と考えられる那智勝浦町内の保有森林を中心に生物多様性保全活動に取り組むこととしました。

日本の生物多様性は、自然的・社会的条件によって地域ごとに異なります。そのため、日本のネイチャーポジティブ実現のためには、個々の点的な取り組みではなく、まとまった面で捉えた活動を推進する必要があります。本協定では、JESCOが保有する森林に加え、その森林を含む那智勝浦町全体の生物多様性保全への貢献を目指します。

NACS-Jは、これまでの知見を活かし、JESCOが那智勝浦町に保有する森林および那智勝浦町の生物多様性の現状評価を行います。次に、現状評価の結果に基づき地域のネイチャーポジティブにつながる施策を検討、実行していきます。JESCOは、企業が持つ知見や資金などのリソースの活用や社員参画により、生物多様性保全に貢献していきます。

参考

JESCOホールディングス株式会社

国内及びベトナムを中心とするアセアン諸国において、カーボンニュートラルや Society5.0等、持続可能で豊かな社会の実現に向けて、長年培ってきた電気設備・電気通信設備工事の技術や経験を活かし、再生可能エネルギーや無線通信インフラ設備等、様々な社会インフラの構築及び保守メンテナンス等のEPC(Engineering、Procurement、Construction)事業に取り組む。さらに、新たに立ち上げたCRE(不動産)事業を両輪とする「両利きの経営」により、事業の多角化を図っている。また、森林保有や使用電力の再エネ化等脱炭素や環境保全への取り組みにも注力し、事業を通じたサステナブルな社会構築を目指す。

JESCOホールディングス株式会社

公益財団法人 日本自然保護協会

日本で最も歴史ある環境NGO。「自然のちからで、明日をひらく。」を活動メッセージに掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動している。

公益財団法人日本自然保護協会

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
JESCOホールディングス株式会社
戦略企画本部 TEL: 03-5315-0335
公益財団法人 日本自然保護協会
自然のちから推進部 TEL: 03-3553-4101

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