2021.10.08(2021.10.08 更新)
「2021年 サシバ俳句コンテスト」宮古島市内31校、807人の応募から大賞を決定/大賞受賞者にはサシバサミット特別賞を同時授与
- 宮古島市在住の小中高生を対象に「2021年 サシバ俳句コンテスト」をこの夏も開催。市内 31校 807人から応募。
- 大賞のほか、日本自然保護協会賞、宮古野鳥の会賞、三菱地所賞、ラッシュジャパン賞、下地島エアポートマネジメント賞の各賞と佳作25作品を決定。
- 国際サシバサミット2021宮古島の開催にあわせて、写真・俳句集「サシバの舞」著者土井直治さんのご遺志を活かし、大賞受賞者に「サシバサミット特別賞」を同時授与。
公益財団法人日本自然保護協会(会員約 2 万 4 千人、理事長:亀山 章)は、沖縄県宮古島市在住の小中高生を対象に「サシバ俳句コンテスト」をこの夏も開催し、市内 31校 807 人からの応募をいただきました。(※昨年は 26 校 895 人)
「サシバ俳句コンテスト」とは?
絶滅の危機に瀕している渡り鳥「サシバ」は、日本の里山で繁殖し、冬は東南アジアに渡りをする絶滅危惧種のタカです。沖縄県宮古島市は、サシバの重要な中継地で毎年サシバが飛来します。
日本自然保護協会は、サシバの繁殖地(栃木県市貝町)、中継地(沖縄県宮古島市)、越冬地(フィリピン・ルソン島)で国際的なサシバの保全活動を進めており、その一環として2019年5月に栃木県市貝町で国際サミットを開催。今年は沖縄県宮古島市で開催します。今後、フィリピン・ルソン島や台湾でも同サミットを開催する予定です。
この国際サミットにあわせ、沖縄県宮古島市の子どもたちにサシバへの思いを俳句にしてもらい全国に届けたいと考え、2018年より市内の小中高校生を対象に「サシバ俳句コンテスト」を開催しています。
その結果、今年は小学校16校、中学校13校、高校2校から全807件の応募があり、大賞はじめ入賞句を決定しました。
「サシバサミット特別賞」について
国際サシバサミット2021宮古島の開催にあわせて、写真・俳句集「サシバの舞」の著者、土井直治さんのご遺志を活かし、大賞受賞者に「サシバサミット特別賞」を同時授与します。
土井さんは、宮古島でサシバと出会い、約20年間にわたり撮りためた写真と詠んだ俳句を1冊にまとめ、2019年6月に写真・俳句集「サシバの舞」を発刊。2020年3月に他界されましたが、サミット開催を楽しみにされていたご遺志を継ぎ、同賞がうまれました。
同賞の副賞には、土井さんのご遺志による寄付金を活用し、サシバの保全活動につながる賞品を贈呈します。
※今年の受賞者全員に写真・俳句集「サシバの舞」を贈呈いたします。
- 対象:宮古島市内の小中高生
- 選考委員:宮古島ジュニア俳句育成会、宮古野鳥の会、三菱地所株式会社、ラッシュジャパン合同会社、下地島エアポートマネジメント株式会社、公益財団法人日本自然保護協会
- 主催:公益財団法人日本自然保護協会
- 共催:宮古島ジュニア俳句育成会、宮古野鳥の会
- 協力:三菱地所株式会社、ラッシュジャパン合同会社 、下地島エアポートマネジメント株式会社
- 後援:宮古島市、宮古島市教育委員会、宮古テレビ、宮古新報、宮古毎日新聞
「2021年 サシバ俳句コンテスト入賞作品」について
807 件の応募作品の中から選定した入賞作品は下記になります。
※新型コロナウイルスの感染症拡大のリスクを考慮した結果、受賞者全員をお呼びしての授賞式の開催は中止させていただくことになりました。受賞者の皆様につきましては、賞状ほか副賞の発送をもって表彰に代えさせていただきます。入賞作品は国際サシバサミット内で紹介予定です。
何卒ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
国際サシバサミット2021宮古島についてはこちらをご覧ください。
<参考>
サシバについての解説や、日本自然保護協会のサシバの保全活動に関する詳細は下記当会ウェブサイトをご覧ください。
本リリースに関するお問合せ
日本自然保護協会 自然のちから推進部 三好、櫻井
miyoshi@nacsj.or.jp 080-4878-2662
〒104-0033 東京都中央区新川 1-16-10 ミトヨビル 2F