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2020.06.12(2020.12.16 更新)

渡りをするタカ、サシバの繁殖地・中継地・ 越冬地がつながった国産米の琉球泡盛 『寒露の渡り』予約開始!

琉球泡盛「寒露の渡り」720ml(35度)税込2200円

  • サシバは、近年個体数の減少傾向が見られる絶滅危惧種(環境省・絶滅危惧Ⅱ類)のタカ
  • サシバの代表的な繁殖地である栃木県市貝町の米を原材料に、サシバの渡りの中継地として有名な沖縄県宮古島市伊良部島で琉球泡盛「寒露の渡り」を製造
  • 2020年6月12日より予約販売を開始。限定1350本
  • 原材料の米は、サシバの繁殖地を保全する田んぼで生産されており、売上の一部は、サシバの繁殖地・中継地・越冬地を保全する活動に活用

【プレスリリース】渡りをするタカ、サシバの繁殖地・中継地・越冬地がつながった国産米の琉球泡盛『寒露の渡り』予約開始!


公益財団法人日本自然保護協会(会員約2万4千人、理事長:亀山 章)、は絶滅が危惧される猛禽類「サシバ」の繁殖地、中継地、越冬地の自治体と連携しながら保全を推進するために、2019年から国際サシバサミットを開催しています。
この度、その一環として、栃木県市貝町の「続谷営農組合」と、沖縄県宮古島市伊良部島の酒造会社・株式会社宮の華にご協力を頂いて、サシバの保全に繋がる琉球泡盛「寒露の渡り」を企画。6月12日、予約販売が開始されます。

栃木県市貝町は、国内で最も高密度にサシバが繁殖し、サシバをシンボルにした町づくりに取り組む、日本を代表するサシバの繁殖地です。続谷営農組合は、サシバが繁殖するための獲物動物であるカエルやヘビなど多様な動物を育む生物多様性豊かな田んぼでのお米づくりに取り組んでいます。泡盛の原材料になることで、サシバを保全する米づくりを継続することができます。

株式会社宮の華は、国内で最も多くのサシバが飛来する中継地である宮古島市伊良部島で、日本で唯一、国産の自然栽培米による琉球泡盛づくりに取り組む酒造会社です。この泡盛の売上の一部は、伊良部島でサシバが休息と越冬に必要な森林を保護する「サシバの森づくり」に活用されます。

毎年、当たり前のようにサシバが子育てをする、数多く飛来する。そのような地域の豊かな自然環境を大切にする思いをサシバがつないで誕生した琉球泡盛です。

【6月12日 琉球泡盛「寒露の渡り」予約販売開始! 限定1350本】

本日(6月12日)より、「寒露の渡り」を以下の専用WEBサイトで予約を受け付けます。二十四節気の寒露(10月8日)の頃にお手元に届くように、9月下旬頃から発送します。

販売サイトは こちら

 

琉球泡盛「寒露の渡り」 720ml(35度)
価格:税込2200円(送料別)
販売数:限定1350本
華やかな果実香と、ふっくら優しい口当たりの泡盛です。

<商品名『寒露の渡り』の由来>
沖縄県宮古諸島では、毎年10月になると「空が黒くなる」と言われる程、サシバが群れで飛来します。その様子は「寒露の渡り」と呼ばれ、秋の風物詩として親しまれています。
伊良部島でのサシバ飛来数は、1970年代からカウントされており、かつては5万羽を上回る年もありましたが、近年は1万羽を下回る程、その数が減少しています。

 

 

 

▲秋に宮古島に飛来するサシバ(撮影:仲地邦博(宮古野鳥の会))

 

▲お米を生産した続谷営農組合と地権者の方々(栃木県市貝町)

 

▲株式会社宮の華(沖縄県宮古島市)の皆さん

 

■ サシバがつないだ国産米の琉球泡盛「寒露の渡り」ストーリー

 

■サシバの保全活動の詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.nacsj.or.jp/sp-topics02/

(※画像をクリックするとリンク先に移動します)

 

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