2021.12.28(2024.03.04 更新)
- 東京
- 2022/3/19終了しました
【終了しました】フォローアップ研修会「はじめよう 乳幼児との自然観察会」
研修会
専門度:
テーマ:人材育成子育て環境教育
「乳幼児との自然観察会」とはどんなイメージでしょうか?
言葉が出る前の子・・・ハイハイの子・・・そんな幼い子との観察会に効果があるのか・・・などいろいろ想像 されるかもしれません。
複数の自然観察指導員の方から「小学校1年生の段階で既に好き嫌いが決まっていると感じる」と伺っています。また、生まれて数か月の赤ちゃんでも環境により好みが変わるという研究があります。2歳の頃に観察会で経験したことを3歳になってから「あんなこともこんなこともしたね」と流暢に話してくれた、というエピソードもあります。
自然観察指導員の合言葉“いつでも・どこでも・だれとでも”の中には乳幼児も含まれます。
乳幼児だからって「五感を使って遊ぶ」だけの自然遊びに徹する必要はありません。実は、指導員の方が大事にしている「自然のしくみの理解」「人と自然の関係に気付く」観察会を目指せます。この研修会では、そこまでを目指す観察会のしかたを学びます。
指導員講習会でお伝えしている自然観察会の理念は乳幼児であっても変わりません。しかし実施にあたっては乳幼児対象ならではの注意点があります。
この研修会では、乳幼児との観察会実施のコツや指導者の姿勢、リスクメネジメントについて学びます。
※「自然観察会」は参加者募集を大々的に行うイベント的な会のみならず、“複数名で自然を観察する”という広い意味で使っています。
開催概要
日時:2022年3月19日(土)・20日(日) ※2日間通いの連続講座
会場(予定):
室内:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)※詳細は受講決定された方にお知らせします
野外実習:代々木公園
対象:自然観察指導員の方ならどなたでも
※乳幼児、特に3歳以下の子との観察会経験がない、もしくは少ない方、これから観察会に取り組む初心指導員の方を特に歓迎しています。
定員:15名
※コロナ感染予防の観点と、本テーマが初開催となる関係で少人数での開催とします。
受講料:3000円
※本研修テーマは初開催で、今後全国で開催していく第一回目です。全国に活かすための試行的な要素が含まれるため、研修経費の一部をご寄付でまかなっております。
※受講者の方には終了後に今後の改善に向けたアンケートにご協力をお願いいたします。
申し込み:本募集は終了いたしました。ご応募いただきありがとうございました。
講師紹介
伏見 勝
自然観察指導員講習会講師、樹木医、測量士、八ヶ岳自然観察の会代表
担当よりヒトコト紹介:
保育士の初任者研修講師を何年も実施された経験をお持ちで、またご自身の観察会には乳幼児連れた親子さんが参加されています。自然保護と乳幼児への観察会に人一倍の思いをお持ちの方!
橋詰 純子
自然観察指導員、甲賀市みなくち子どもの森自然館職員、カワセミ自然の会事務局
担当よりヒトコト紹介:
長年乳幼児さんと一緒に自然観察会を実施されていて、幼い子とのコミュニケーションや、幼い子の主体性と自然のしくみへの気づきを引き出すことが非常に上手な方です!会報2021年11・12月号特集に活動を掲載しています。
プログラム(予定)
プログラム内容(予定)
講義1「乳幼児との自然の観察」
乳幼児との自然観察会の魅力・コツ・リスクマネジメント、自然保護との関係、乳幼児の育ちへの貢献などについて講義します。
講義2「乳幼児との自然観察会の実際」
乳幼児との活動エピソード、印象的だったやりとり、乳幼児に好評だった観察会の工夫を大公開いただく予定です。
野外実習1「乳幼児との観察会の企画」
数名の班に分かれ、野外に行う観察会の企画・下見をします。
班分けは観察会経験値ができるだけ均等になるようにします。
野外実習2「乳幼児との観察会をやってみよう」
実際に乳幼児に自然観察会を班ごとに実施します。2歳~3歳の子を持つ親子にご協力いただき、親子3組に3人程度の班員で実施します。講師やスタッフも適宜サポートします。
室内ワーク「各班発表・講師からアドバイス・質疑応答」
実践を通して気づいた具体的なアドバイスを講師から行います。