2020.07.29(2020.08.11 更新)
「コロナ禍における自然観察会の手引き(ガイドライン)」の公開について
お知らせ
全国で自然観察指導員の皆さんが行っている自然観察会は、自然保護の基盤となる活動です。自然を理解し自然を大切に思う仲間を作るためには、自然を全身で感じて理解すること、参加者同士で気づきを分かち合うことが欠かせません。
また自然とふれあうことは、心身の健康の維持や子どものすこやかな成長などにおいても重要です。
新型コロナウイルスの影響で外出や人と人との接触が控えられ集団活動がしづらい状況がありますが、自然観察会を通じて続けてきた、自然とふれあいその気づきや喜びを分かち合う活動には普遍的な価値があると私たちは考えています。
そこで、コロナ禍において自然観察会を行う際の感染予防対策を、公衆衛生学の専門家のご助言も得て、手引きとしてまとめました。また、参加者同士の社会的距離を保ちつつ、五感を使ってできる観察会プログラムの事例についてもいくつかご紹介します。
それぞれの現場でこれらを参考にして、感染予防をしながらの活動に役立てていただければ幸いです。
公益財団法人日本自然保護協会 市民活動推進部
自然観察指導員担当(高川・小林・浅岡)
kansatsu1978@nacsj.or.jp