2023.10.25(2024.12.02 更新)
会報『自然保護』No.596 2023年11・12月号 特集:知っているようで知らない世界自然遺産
報告解説読み物募集自然観察指導員観察ノウハウ
専門度:
今月の表紙
第9回フォトコンテスト優秀賞「シマアメンボ」
撮影・解説 中西啓貴
渓流にすむ小さなアメンボ。岩間の水流に隔てられた小さな水面に群生していて、常に忙しく動き回っています。そんな中に、餌を捕まえて静かにしている個体がいました。日が射すと、他のアメンボが立てる波紋がプリズムのようになって、川底の小石を映し出していました。
★知っているようで知らない世界自然遺産
国際的な自然保護のための枠組みである世界自然遺産は、1972年に生まれて以来、世界中の大切な自然環境や動植物を守ってきました。昨年で発足50年。そして、日本ではじめて世界自然遺産が誕生して今年で30年。今、あらためて世界自然遺産の現状と、日本での取り組みについて紹介します。
まず知っておきたい世界自然遺産のキホン
もっと知りたい!世界自然遺産が守るもの
価値を知って大切に守りたい日本の世界自然遺産
世界自然遺産に果たしてきたNACS-Jの役割
世界自然遺産への理解を深めるQ&A10
その価値を高めるためのNACS-Jの役割
★話題の環境トピックス
海に漂うプラスチックボトルは「死のゆりかご」
★今日からはじめる自然観察
■ハチ?アブ? いいえ、ハナアブです
花の周りに黄色や黒の虫が飛んでいるのを見て、「ハチだ!」という人も多いでしょう。しかしよく見てみてください。実はハチではなく「ハナアブ」だったということも多いのです。「ハナアブってアブ? やっぱり刺すの?」と聞かれることもしばしば。実は奥深いハナアブの世界をのぞいてみましょう。
(熊澤辰徳 大阪市立自然史博物館外来研究員、オンライン生物雑誌『ニッチェ・ライフ』編集委員長)
■木の実は野鳥に食べてもらいたい?
■会員限定 おすすめ特集&Nカレ動画 大公開
★NACS-J NEWS 各担当からの報告
- 洋上風力発電の新しい環境影響評価制度が議論されています。
- 農地の身近な鳥類の危機と、農地の生物多様性の未来を決める法律改正に向けて
- 新幹線建設代替措置・中池見湿地の自然復元へ
- 沖縄県浦添市の都市部に残る貴重なサンゴ礁
- 自然観察指導員講習会を鹿児島・岡山で開催
- メールアドレスのご登録をお願いします。
- オオクチバス漁業権の返上に向けての山梨県の方針に対し共同声明を発表
- 奄美大島・龍郷町で「サンゴ礁のいきもの観察会」を開催
- 【募集】第9回わぉ!な生きものフォトコンテスト作品募集!
★N-Café(会員投稿コーナー)
★ Book and Present
会報『自然保護』(入会)ご希望の方はこちらから