2023.02.28(2023.03.01 更新)
日本MAB計画支援委員会の事務局を担います
報告
専門度:
▲日本のユネスコエコパーク(BR)10カ所
テーマ:自然資源生息環境保全伝統文化ユネスコエコパーク生物多様性地域戦略
フィールド:人間と生物圏(MAB)
2023年1月より、NACS-Jは日本MAB計画支援委員会の事務局を横浜国立大学酒井暁子研究室から引き継ぐことになりました。松田裕之委員長の退任に合わせてNACS-Jの朱宮が委員長を担います。
日本MAB計画支援委員会は、ユネスコ国内委員会MAB計画分科会の有志のメンバーが1986年ごろに立ち上げ、日本のユネスコエコパーク(以下BR)に学術的な側面から支援、助言を行ってきた歴史のある組織です。メンバーは大学教員などの20名の有識者から構成されており、NACS-Jの職員も委員として貢献してきました。
BRの支援は、NACS-Jが進める「2030年に向けた生物多様性の保全に実効性ある30by30を実現することや2030年に地域絶滅をなくし、生物多様性を回復基調に導く」という目標とも合致します。日本のBRは、現在10カ所となりました。2023年には綾BRが10年に一度の定期報告を迎えます。今後、BRの拡大、国際交流、ESD推進、企業連携、地域貢献などに取り組みたいと思います。
担当者から一言
リポーター生物多様性保全部 朱宮丈晴
委員長として最大限の努力をしたいと思います。地域に寄り沿う支援を目指します。