2022.11.18(2024.03.21 更新)
【終了しました】公開シンポジウム「保全と地域の暮らしの両立を目指して」
イベント告知
専門度:
テーマ:絶滅危惧種里山の保全環境教育生息環境保全
フィールド:森四国
四国はツキノワグマが暮らす世界で最も小さな島であることをご存じでしょうか?
四国のツキノワグマは、推定生息頭数わずか20頭程度と、近い将来絶滅する可能性が危惧されています。絶滅回避のためには、産学官民が連携し、より積極的な保護対策を急がなければなりません。
「四国ツキノワグマ保護プロジェクト」では、クマの存在が地域の負担ではなく、地域の誇りとなる将来を目指して、 “地域もクマも守る“ための具体策を検討してきました。
本シンポジウムでは、クマの主要な生息地である徳島県那賀町の木頭地区を中心に進めている当プロジェクトの活動を報告するとともに、関係機関の保全の取り組みを紹介し、総合討論では保全活動と地域振興をどのように両立できるかを議論します。
クマの保全と地域の暮らしを両立するために、いま私たちが出来ることを一緒に考えてみませんか?
木頭クマ祭り2022&公開シンポジウムチラシ(PDF/912KB)
公開シンポジウム「保全と地域の暮らしの両立を目指して」 -木頭から始まるツキノワグマ保全のカタチ-
モンベル7つのミッション
株式会社モンベル 代表取締役会長 兼 CEO 辰野 勇(たつの いさむ)
1947年大阪府堺市に生まれる。山一筋の青春を過ごし、69年にはアイガー北壁日本人第二登を果たした。70年には日本初のクライミングスクールを開校。75年に登山用品メーカー、株式会社モンベルを設立した。近年では、野外教育や災害支援の分野でも活動する。日本自然保護協会参与のほか、徳島県では川の学校の講師も務める。
開催概要
日 時 | 2022年12月10日(土) 13:00~16:00 |
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場 所 | 那賀町木頭文化会館(徳島県那賀郡那賀町木頭和無田マツギ40) |
募集人数 | 100名程度(シンポジウムのみ席数制限あり) |
参加費 | 無料 |
事前申込先 |
本イベントは終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
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共催 | (特非)四国自然史科学研究センター、(公財)日本自然保護協会、日本クマネットワーク、木頭図書館 |
後援 | 那賀町 |
お問い合わせ | 四国自然史科学研究センター(bear_info@lutra.jp) *@を大文字にしています。小文字に修正して送信してください。 |
プログラム
- 【プロジェクト報告】Save The Island Bear四国ツキノワグマ保護プロジェクト
安藤 喬平 /(特非)四国自然史科学研究センター - 基調講演「モンベル 7つのミッション」
辰野 勇 /(株)モンベル - 環境省の取り組み
大磯 寿雄 / 環境省中国四国地方環境事務所 - 林野庁の取り組み
藤原 淳一 / 四国森林管理局 - 木頭図書館の取り組み
西田 靖人 /(株)Wood Head - 保護活動のキャンペーンと全国からの反応
出島 誠一 /(公財)日本自然保護協会 - 徳島県知事よりご挨拶
飯泉 嘉門 / 徳島県 - 【情報提供】 木頭の人と自然
玄番 隆行 /(一社)イコールラボ - 【情報提供】 那賀町・徳島大学の連携状況について
森田 椋也 / 徳島大学
総合討論「地域の暮らしとクマの保全の両立を目指して」
ファシリテーター 佐藤 喜和 / 日本クマネットワーク代表
パネリスト 辰野 勇、安藤 喬平、西田 靖人、出島 誠一、玄番 隆行、森田 椋也
本イベントは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。
木頭クマ祭り2022
「四国にはのこり20頭。絶滅の危機にあるツキノワグマを知ろう!」
- 日時:
- 12月10日(土)10:00~16:00
- 場所:
- 那賀町木頭文化会館(徳島県那賀郡那賀町木頭和無田マツギ40)
クマを知る、学ぶコンテンツがもりだくさん!
- 四国のクマ情報ブース
- クマ調査体験コーナー
- ドキュメンタリー「熊と人(四国の森に生きる)」上映
- 公開シンポジウム
地元名物を堪能!おまつりブースも大集合!
- 特製カレー(奥槍戸 山の家)
- すだち鶏天(岳人の森)
- クラフトビールなど(剣山頂上ヒュッテ)
- 木頭スギ木工製品(WoodHead x 山櫻プロジェクト)
*クマ祭りの最後には素敵な商品が当たる抽選会もあるよ!
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