2022.10.12(2022.10.12 更新)
個人向け「みどりの遺言セミナー2022」の動画が公開されました!
イベント報告
専門度:
フィールド:活動支援寄付
こんにちは。支援企画チームの芝小路です。
2022年9月17日に開催された「みどりの遺言個人向けセミナー2022」の動画が公開されました。
人生最期の社会貢献として注目されている遺贈(いぞう)寄付。大切な財産をご家族だけでなく、お世話になった方や非営利団体に贈りたいという想いを遺言にのこすことを言います。NACS-Jでは、そうした寄付の普及を推進されているJELF 日本環境法律家連盟の弁護士有志による「みどりの遺言」プロジェクトに賛同し、JELFが推薦する寄付先団体の一つに選ばれています。
今回で5回目の開催となる本セミナー。これまでは相続や遺贈に関する基礎知識の解説が中心でしたが、今回は少し趣きを変え、テレビ・ラジオのパーソナリティや歌手・小説家として活躍されているドリアン助川さんをお招きし(写真)、世界各地で翻訳され、映画化された小説「あん」の制作秘話や、生きることの意味についてお話いただきました。
小説『あん』が生まれるまでの葛藤やハンセン病問題の知られざる側面など、社会課題について掘り下げて訴えてゆく過程は、NGOやNPOが歩むプロセスともよく似ていて、共感するところが多いと感じました。そして、「人として心豊かに生き、喜びを感じること」の中に「寄付をする」という行動があっていいのでは、という助川さんのメッセージが多くの視聴者の印象に残ったようでした。
自分がいなくなった後、今ある家や貯金などをどうするかは、年齢やご資産の多少を問わず、どなたにも関わることです。家族や回りに迷惑をかけないためにも、心も体も健やかなうちに自分が納得のいく行き先を決めておくと、きっと安心して心豊かにその後を過ごせるようになるのではないでしょうか。
http://jelf-justice.net/
▼日本自然保護協会への遺贈・相続財産からのご寄付について
https://www.nacsj.or.jp/support/bequest/