2022.10.05(2024.11.22 更新)
宮古島市伊良部島におけるサシバ飛来数調査50回記念講演会
イベント告知
専門度:
テーマ:モニタリング自然環境調査絶滅危惧種里山の保全
フィールド:伊良部島沖縄県宮古島
宮古島市伊良部島におけるサシバ飛来数調査は令和4(2022)年度で50回目となります。この調査は沖縄県と宮古野鳥の会が継続して実施してきたものです。
例年、二十四節季の「寒露」から2週間(10月8日~10月21日)実施し、県鳥獣保護管理員に加え、地元の小中学校、高等学校の児童・生徒及び職員も参加し、貴重なデータを蓄積するとともに、自然保護活動の普及啓発に寄与してきました。
半世紀にわたり継続してきた科学的なモニタリング調査は、日本で最も歴史のある自然環境調査の一つと言えます。調査データは、日本のサシバの個体数を指標するデータとして、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類指定の根拠としても活用されました。
昨年、『国際サシバサミット宮古島2021』がオンラインで開催され、日本各地だけでなく、フィリピン、台湾の方々とともに、この調査とサシバの保護活動の価値が広く確認されました。
今年、50回の節目に、この調査の意義とサシバの現状について、地域の方々、子供たちととも学び・考えたいと思います。何方でもご参加頂けます!
本イベントは、日本自然保護協会(NACS-J)も共催しています。
※ 来場者の方には宮古島のサシバ調査50回の歴史の詰まった記念冊子をプレゼント致します。
宮古島市伊良部島 サシバ飛来数調査50回記念講演会チラシ(PDF/520KB)
概要
- 日時:
- 2022年10月16日(日)10:00~12:00
- 場所:
- 伊良部島小中学校(結の橋学園)体育館
- 主催:
- 宮古島市
- 共催:
- 宮古野鳥の会、公益財団法人日本自然保護協会
- 後援:
- 沖縄県
内容
基調講演
- 『サシバにとって宮古島とは?-子育てや渡りの暮らしぶりから』東淳樹(岩手大学講師)
活動報告
- 『サシバ保護月間』伊良部島小中学校児童生徒会
- 『サシバ飛来数調査50回のこれまでとこれから』仲地邦博(宮古野鳥の会会長)
その他
- サシバ俳句コンテスト結果発表
- サシバの原画 贈呈 野生動物画家・岡田宗徳
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