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2022.09.21(2022.09.26 更新)

辺野古・大浦湾ホープスポットの看板を設置しました!

イベント報告

専門度:専門度2

看板の前で関係者の集合写真

▲左から、大野正人(NACS-J保護・教育部長)、玉城デニー沖縄県知事、西平伸さん(瀬嵩区長)、仲地静香さん(イラストレーター)、桜川稔さん(桜工房)

テーマ:絶滅危惧種海の保全

フィールド:

2019年に辺野古・大浦湾が日本で初めて「ホープスポット(希望の海)」に認定されたことを受け、瀬嵩ビーチの入り口(久志郵便局の向かい)に看板を設置し8月14日に瀬嵩区と共催で除幕式を行いました。

除幕式には、関係者約50人が参加し、ホープスポットの看板をお披露目しました。看板にはホープスポットの対象である名護市天仁屋から松田(宜野座市)の地形をバックにジュゴン、ウミガメ、長島の鍾乳洞、チリビシのアオサンゴ群集、コモチハナガササンゴ群集、ニシヒラトゲコブシなどこの海を特徴づける生き物や地形が描かれています。名護市在住のイラストレーターの仲地静香さんに描いていただきました。
全国各地の会員・支援者の方から寄せられたご寄付によって看板の製作・設置が実現しました。

式は瀬嵩区長の西平伸さんのあいさつから始まりました。守りたいこの海の看板ができたことをうれしく思い、また絵の中に西平さんの名前がつけられたニシヒラトゲコブシというカニが描かれていたのを見て特に感動されたとのこと。

玉城デニー沖縄県知事からは「この看板によりホープスポットが広く認知され、沖縄の海を守り育てることにつながることを願っています。これからも一緒にこの海を守っていきましょう」という挨拶をいただきました。

続いて大野からNACS-J亀山章理事長からのメッセージを代読しました

地元瀬嵩区出身の渡具知和紀さんと和奏さんにシンガーソングライターCoccoの歌「ジュゴンの見える丘」を歌と手話で披露いただき、海勢頭愛さんと島田路沙さんから海勢頭豊さんの歌「月桃」などを歌っていただき、盛大に式を終えることができました。

デニー知事は子どもたちと一緒に瀬嵩ビーチに出て、じゅごんの里の東恩納琢磨さんが作った「希望の海」と描かれた帆のサバニをご覧になりました。

ご寄付をいただいたみなさま、ありがとうございました。

除幕の瞬間の画像▲除幕の瞬間

看板の前で挨拶している瀬嵩区長の画像▲瀬嵩区長挨拶

ジュゴンの見える丘」を歌と手話で披露する二人の女性の画像▲具知和紀さんと和奏さん

「月桃」などをバイオリンと唄で披露する二人の女性の画像▲海勢頭愛さん、島田路沙さん

玉城知事と子供たちの画像▲玉城知事と子どもたち 瀬嵩ビーチにて

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大浦湾に浮かぶサバニの画像▲「希望の海」と描かれた帆のサバニ

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