2022.04.15(2024.02.14 更新)
【ご支援のお願い】イヌワシの舞う日本の森を未来へ引き継ぐ!
ご寄付
専門度:
テーマ:絶滅危惧種ユネスコエコパーク自然資源生息環境保全森林保全
フィールド:森林
2014年から、群馬県みなかみ町と宮城県南三陸地域で、イヌワシの生息環境を回復させる取り組みを進めてきました。これまで、得られた成果を活かして、日本のイヌワシを絶滅させないための活動を進めていきます。
多くの関係者との調整や、調査研究を進めるためには、2025年までの5年間で5000万円程度の資金が必要になります。
今の子どもたちが大人になっても、日本の森でイヌワシが子育てを続けるために、ご支援よろしくお願いいたします。
イヌワシの舞う森を未来へ!を支援する!
これまでの活動成果
◎全国5カ所でイヌワシの生息地保全に取り組む方々とネットワークを構築し、南三陸では飼育下個体群の野外放鳥について検討を開始しました。
◎日本自然保護協会が、群馬県みなかみ町の赤谷プロジェクトや、宮城県南三陸地域で進めてきた、多様な主体の連携によるイヌワシの生息地保全の取組を、種の保存法のイヌワシ保護増殖事業に展開しました。主伐や間伐などの森林施業を適切かつ積極的に進めることで、イヌワシの採餌環境の改善を進めていくことを計画の柱としています。
◎群馬県みなかみ町「赤谷の森」で、イヌワシ生息地にあるスギ人工林を伐採して、イヌワシが狩りのできる環境をつくりながら、地域の自然の林に戻していく取り組みを進めています。2020年までに約4haの伐採を行ったところ、伐採地で獲物を探す行動が見られ、その回数は、伐採地の増加とともに増加しています。さらに、伐採前の2015年までは6年間連続で子育てに失敗していたイヌワシが、伐採後の5年間は3回子育てに成功しました。
◎宮城県南三陸地域では、国有林、公有林、民有林が連携して、イヌワシ保全型の森林計画を策定しました。2019年からの5年間で定期的に人工林を伐採することで、イヌワシが狩りのできる環境をつくりながら林業を進めています。
◎ニホンイヌワシの現状と課題を多くの方と共有することを目的として、総説論文の翻訳を行いました。生息地保全を進めるとともに、調査研究、動物園等の生息域外保全も両輪で進める必要があります。
◎これらの活動成果は、会報『自然保護』No.581 2021年5・6月号 特集:未来へつなぐイヌワシ保全で詳しく紹介しています。ご支援頂いた方には送付しております。
これからの取り組み
イヌワシを絶滅させないために以下の取り組みを進めます。
- 環境省・林野庁・各地域の方々と協力して、2025年までに、イヌワシの生息環境を再生する活動地を、赤谷の森(群馬県みなかみ町)、南三陸(宮城県)に加えて計5カ所以上に拡大します。
- イヌワシを保全するための調査研究活動の推進
- 動物園等の生息域外保全活動と積極的に連携した普及啓発活動等の推進
お礼品
1万円以上ご寄付をされた方に、お礼品をお送りします。
・イヌワシ ハンドクリーム
みなかみ町赤谷の森でイヌワシの狩場創出のために伐採したスギの葉のアロマオイルを原材料にした、フルーティーで爽やかな香りで、サラッとしたハンドクリーム。
ご寄付の方法
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