2021.12.27(2021.12.27 更新)
UNDB-J「生物多様性の本箱」を58施設に寄贈いたしました
報告
専門度:
▲山梨県の笛吹市立春日居ふるさと図書館での「生物多様性の本箱」おひろめ会。
テーマ:子育て環境教育
こんにちは!支援企画・参事の鶴田です。
2011年9月、愛知目標の達成に向け、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J/事務局:環境省)が設立されました。当時、子育て世代で生物多様性の認知が低く、親子や子どもたちが楽しく学ぶきっかけを広げたいと、UNDB-Jでは103冊の推薦図書「生物多様性の本箱」を選定しました。
委員団体の経団連自然保護協議会の呼びかけで多くの企業・団体から「生物多様性の本箱」寄贈活動に賛同を得て、NACS-Jが推進事務局となり、2013年から寄贈先の推薦、マッチングを行い寄贈を進めてきました。
目標の47都道府県に1カ所以上の寄贈を達成し、2021年10月末のUNDB-J活動終了までに、合計58カ所の図書館、博物館、科学館、小学校などの教育施設、市民団体に「生物多様性の本箱」を届けました。
寄贈先や展示施設では、展示・貸出のほか、環境月間や夏休みなどに読み聞かせ会やイベントが行われ、蔵書で「生物多様性の本箱」展をする図書館も増えました。生物多様性の大切さに触れていただく機会拡大へのご支援ご協力に御礼申し上げます。
全国の寄贈先・自主常設展示施設はこちら(UNDB-Jのサイトにつながります)
担当者から一言
リポーター
支援企画 鶴田由美子
子どもたちが自然との関わりを感じて育つきっかけとして、絵本や図鑑が末永く役立つことを願っています。
この記事のタグ