2021.12.10(2024.02.26 更新)
【終了しました】MAB計画50周年記念シンポジウム ~これからのユネスコエコパークを考える~
イベント告知
専門度:
テーマ:ユネスコエコパーク
ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)は自然保護と持続可能な利用の両立を目指す、地域主体の自然保護区です。現在、日本にはユネスコエコパークが10地域あります。
ユネスコエコパークは、1971年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の、人と自然の良い関係を模索するMAB(Man and the Biosphere)計画の活動のモデル地域として1976年に登録が開始されました。今年2021年はMAB計画開始50周年の記念の年です。それを記念して2日間に渡って記念シンポジウムを開催します。
シンポジウムでは、これまでの日本のMAB計画とユネスコエコパークの歩みを振り返り、さらには同じユネスコの正式プログラムであるジオパークの取組みから、自然や科学を生かした社会課題解決のヒントや今後の連携の可能性など、今後のユネスコエコパーク発展のヒントをみつけようと思います。
対象はユネスコエコパークの関係者はもちろん、ユネスコエコパークに関心のある方どなたでも参加可能です。
開催概要
日時 | 1日目:2021年12月23日(木)13:30~15:30 2日目:2021年12月24日(金)13:30~15:30 オンライン開催(Zoom) |
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参加費 | 無料 |
参加方法 |
本募集は終了いたしました。ご応募いただきありがとうございました。 |
主催 | 日本自然保護協会(NACS-J) |
※本シンポジウムは、文部科学省委託事業「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業」の受託事業として開催します。
プログラム
1日目「MAB計画と日本のユネスコエコパークのあゆみ」
12月23日 13:30~15:30
これまでの日本のユネスコエコパークの取り組みを紹介します。講演ではMAB計画とユネスコエコパークの歩みを日本のユネスコエコパーク関係者とともに振り返り、今後の日本のユネスコエコパークの未来を関係者とともに考えていきます。またユネスコ北京事務所またはジャカルタ事務所の方から記念のメッセージ動画を上映します。
- ユネスコ北京事務所からのメッセージ(10分)
・Mr. Shahbaz KHAN(Director, UNESCO Cluster Office in Beijing) - 「これまでの日本のMAB計画の歩み」(30分)
松田裕之(日本ユネスコ国内委員会MAB分科会/日本MAB計画支援委員会委員長/横浜国立大学環境情報研究院 教授) - 「日本におけるBR活動の現状と未来」(30分)
田中俊徳(日本MAB計画支援委員会/九州大学アジア・オセアニア研究教育機構 准教授) - 「日本のユネスコエコパークのネットワークの歴史と取り組み」(20分)
中野陽介(只見町役場地域創生課 ユネスコエコパーク推進係主査兼係長) - 質疑応答・総合討論(30分)
2日目「ユネスコエコパークとジオパーク」
12月24日 13:30~15:30
ユネスコエコパークと同じユネスコの正式プログラムであるジオパーク関係者とともに、日本のユネスコエコパークとジオパークの制度の違いや取り組み、ネットワーク活動についての情報共有を行います。双方の実務者に参加してもらい、自然や科学を生かした社会課題解決のヒントや今後のユネスコエコパークとジオパークの連携の可能性を模索します。
- 東南アジア生物圏保存地域ネットワークからのメッセージ(5分)
・Dr. Hans Thulstrup(Senior Programme Specialist for Water Enviromental Science UNESCO Jakarta Office) and Prof. Dr. Ir. Yohanes Purwanto (Excutive Director MAB UNESCO-Indonesia) - 「JBRNと只見BRの活動」(45分)
中野陽介(只見町役場地域創生課ユネスコエコパーク推進係)
コメント 朱宮丈晴(日本MAB計画支援委員会/日本自然保護協会) - 「白山手取川ジオパークについて」(30分)
北村彰浩(白山市観光文化スポーツ部ジオパーク・エコパーク推進課長) - 質疑応答・総合討論(40分)
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