2021.11.22(2021.12.03 更新)
【満員御礼】Nカレ100「<自然のちからで、明日をひらく。> 世界が注目するキーワード NbS×自然保護 ~群馬県みなかみ町での活動を事例に~」
イベント告知
専門度:
テーマ:自然資源森林保全環境教育
フィールド:森林
今、持続可能な社会づくりを目指し、NbS(Nature-based Solutions/自然に根ざした解決策)という概念が世界で注目されています。気候変動や頻発する自然災害、貧困、人口減少と高齢化など現代のさまざまな社会課題を解決するため、自然の持つ力が改めて見直されているのです。
今回のNカレはシリーズ100回を記念し、特別プログラムで開催。日本自然保護協会が群馬県みなかみ町で国や地域の方々と進める赤谷プロジェクトを事例に、これからの自然保護、これからの社会づくりについて皆さんと一緒に学びます。ぜひご参加ください!
※ 定員に達しましたので申込みを締め切りました。たくさんのお申込みをありがとうございました。
NACS-J市民カレッジシリーズ100「世界が注目するキーワードNbS×自然保護」(PDF/300KB)
◆シリーズ100「世界が注目するキーワードNbS×自然保護」について学ぶ全1 回コース◆
※“NACS-J市民カレッジ(略称:Nカレ)”は、日本自然保護協会(NACS-J)に集う各分野のスペシャリストが講師を務めるオープンカレッジです。
開催概要
日 時 | 2021年12月3日(金) 18:30~20:30 ※通常より30分延長 |
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形 式 | オンラインセミナー ※「zoomウェビナー」を利用します。参加方法等の詳しいご案内は、お申込み後にお送りいたします。 |
対 象 | どなたでもご参加いただけます。 |
定 員 | 150名 ※先着順。 |
参加費 | 無料 ※どなたでも無料で受講いただけます。 |
共 催 | 三菱商事株式会社 |
申し込み方法
※ 定員に達しましたので申込みを締め切りました。たくさんのお申込みをありがとうございました。
■お問い合わせ:
03-3553-4101 n-college@nacsj.or.jp
日本自然保護協会(NACS-J) Nカレ担当
★特別プログラム★
【PART1】これからの自然保護 キーワードは「NbS」
世界でも注目されている「NbS」という自然保護の概念の解説。NbS実践地といえる赤谷プロジェクトの事例紹介。
●NbSって何?(NACS-J道家哲平)
●赤谷プロジェクトとNbS(NACS-J出島誠一/道家哲平)
【PART2】ディスカッション
「自然(森)を活かした地域づくりとは?」
赤谷プロジェクトを事例として、日本の森の守り方、そして地域づくりへの活かし方をさまざまな立場から考える。
●登壇者
- 地域住民:山口長士郎氏(工舎 澄み処 – Sumika)
- 行政:橘 政行氏(林野庁国有林野部長)
- 研究者:土屋俊幸氏(東京農工大学名誉教授)
- NGO:出島誠一(NACS-J生物多様性保全部)
登壇者紹介
山口 長士郎 (やまぐち ちょうしろう)
工舎 澄み処 Sumika
5歳頃より水上の山奥にある建築工房で育つ。26歳の時に水上へUターンしたタイミングで赤谷プロジェクトに参加し始める。地元産木材を使った建築デザインを手がけるかたわら、子ども向けの木製おもちゃや樹木から抽出したアロマオイルの製造を始めたりと、多様な森林資源の活用方法をNACS-Jと共に探っている。
橘 政行(たちばな まさゆき)
林野庁国有林野部長
1989年林野庁入庁。国有林野部業務課長、森林整備部計画課長を経て2021年4月より現職にて、国有林の維持管理に携わる。
土屋 俊幸(つちや としゆき)
東京農工大学名誉教授/NACS-J執行理事/(一財)林業経済研究所所長
専門は林政学。赤谷プロジェクトには、2005年以来、自然環境モニタリング会議委員、地域づくりWGメンバーとして関わる。
出島 誠一(でじま せいいち)
NACS-J生物多様性保全部部長
NACS-Jの赤谷プロジェクト担当として、行政、地域、企業などさまざまな主体と連携し赤谷での自然を活かした地域づくりを進めている。