保護部の安部です。

小笠原諸島の海底火山噴火で発生した軽石が南西諸島に大量に漂着しているのがニュースなどで話題になっています。
現在、沖縄に出張に来ているため、沖縄島に漂着している軽石の様子をみてきました。

午前の辺野古の調査を終えて、午後は沖縄島の北端の国頭村の砂浜に行ってきました。
遠いうえに漁協がないのであまり取材は入らないけれども大変なことになっているみたい、との地元の方からの情報提供をもとに。
上から見ると黒っぽい塊がどんどん砂浜に押し寄せているのが見えます。浜に降りてみると、軽石で浜が埋め尽くされています。そして波が来るたびに増えていく・・・・。

海に足をつけてみると、足の裏がざらざらするばかりではなく、結構大きな音がしています。ひざまでつけただけにも拘わらず、また１つ１つの軽石は軽いのに、足に当たると結構な衝撃です。海の生き物たちにとっては厳しい状況でしょう。

集落の人たちのお家は砂浜沿いにあるので、住民からみるとおそらく飲み込まれるようなおそろしい状態だと思います。早くおさまりますように。