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2021.04.28(2021.05.07 更新)

会報『自然保護』No.581 2021年5・6月号 特集:未来へつなぐイヌワシ保全

読み物イベント報告自然観察指導員イベント告知

専門度:専門度1

会報表紙:男の子が小さいカニを持っている写真

今月の表紙
第7回フォトコンテスト優秀賞「小さな命、みつけた!」

撮影・解説 殿川いづみ
人口約1500人の自然が豊かな山間地に住んでいます。息子は小さい時から生き物探しが大好きで、春夏はもっぱら田んぼや川で生き物を探します。捕まえた生き物は限りある命なので、必ず自然に返します。自然の大切さや生き物の大切さを肌で感じながら育っています。

 


★未来へつなぐイヌワシ保全

特集『未来へつなぐイヌワシ保全』ページの画像

日本の生態系のアンブレラ種として食物連鎖の頂点に立つニホンイヌワシの現状をご存知でしょうか? 日本全国の推定個体数は約500羽。今、絶滅が危ぶまれる種の一つとして、これまで以上の保全を必要としています。NACS-Jが取り組んできた赤谷プロジェクトのイヌワシ保護事業では、この5年で3羽の雛が巣立ち、皆伐による狩場創出という新たな保全の手法において一定の成果を得ることができました。今号の特集はイヌワシ保全の最前線を紹介し、未来へつなぐイヌワシの保全策を探ります。

赤谷・イヌワシ試験地6年間の取り組み

イヌワシ基礎知識

イヌワシ生息域内での保全の取り組み

生息域外保全の取り組みと生息域内保全との連携

遺伝学的研究から見た日本のイヌワシ保全

鉛中毒の現状と課題

増加する風力発電事業の実情と影響

イヌワシの未来座談会

 


★今日からはじめる自然観察

■ 光で会話するホタルを見に行こう

よく話題に上るゲンジボタルの光の乱舞が見られるのは、神奈川では5月下旬から6月上旬。日没後30分~1時間が光の多い時間帯。この時間帯に真上に月が輝かず、風のない、雨上がりの曇った日がおすすめです。

(高橋孝洋 自然観察施設くずはの家所長)

今日からはじめる自然観察ページの画像

■ 草食の虫

バッタの仲間は草食です。でもよく見ると、種類によって食べる草はいろいろ。食べあとやうんちもいろいろ。

(盛口 満 沖縄大学学長)

今日からはじめる自然観察ページの画像


★NACS-J NEWS 各担当からの報告


★ユネスコエコパークがSDGsの実現を推進

★N-Café(会員投稿コーナー)

★ Book and Present


会報『自然保護』は、日本自然保護協会会員の皆様に2か月に一度(毎奇数月1日発行)お届けしています。自然保護の最新情報、自然観察ノウハウ、生きものの生態など毎号多彩なテーマで自然に関する情報を掲載しています。

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