2020.12.14(2023.09.22 更新)
辺野古の海を守る防衛省交渉を行います<12/17> ~辺野古土砂投入開始から2年~
イベント報告
専門度:
テーマ:海の保全
フィールド:海サンゴ礁
辺野古・大浦湾の海には5,334種の生物が棲み、沖縄島最大の規模の海草藻場が広がり、豊かなサンゴ礁が広がっています。これらの生態系は本来であれば優先的に保護されるべきところです。 しばらく姿を消していたジュゴンの声らしき音が、今年2月から200回以上にわたり工事現場付近の2か所で記録されています。ジュゴンの声である可能性が高い、と専門家が述べるなか、ジュゴンの生息が確認されないまま工事が進められています。さらに今月第2週より工事を加速して進めるため、洋上で埋め立て用土砂を蓄積するための大型船「デッキバージ」が新たに導入されました。
現在実施されている環境保全措置でこの貴重な海を守れるのか、国際的な観点からジュゴン保護に関わってきた沖縄の吉川秀樹さんに沖縄からオンラインで参加していただき、防衛省と意見交換をする場を設けます。
※コロナ禍のためメディア・議員関係者以外はオンライン参加のみとなります。
防衛省への工事面に関する質問事項案
辺野古の海を守る防衛省交渉 質問事項 2020.12.17(PDF/639KB)
辺野古の海を守る防衛省交渉の日程詳細
日時
2020年12月17日(木)13:30 ~14:00(事前説明)14:00 ~15:30(防衛省交渉)15:30 ~16:00(まとめ)
場所
参議院議員会館 参議院議員会館 B109会議室(地下1階)
※Youtubeから視聴可(詳細は下記)
参加者
吉川 秀樹 (ジュゴン保護キャンペーンセンター / Okinawa Environmental Justice Project)
阪上 武 (美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会)
渡辺 竜生 (海の生き物を守る会)
大野 正人 (日本自然保護協会 保護部長)
若松 伸彦 (日本自然保護協会 保護部主任)
安部 真理子(日本自然保護協会 保護部主任)
主催・協力
お申込み・お問合せ
問い合わせ:okinawahenoko35@gmail.com
※スパムメール対策のため@を大文字にしています。小文字に修正して送信してください
※以下のYouTubeで配信いたします
これまでの活動
- 2019年10月 日本初のホープスポットに辺野古・大浦湾一帯が認定
- 2020年12月 署名のお願いと、認定を受けての活動のご報告
- 2019年12月 辺野古・大浦湾ホープスポット登録を受けての環境省交渉
- 2020年3月 署名と保全を求める要望書を県知事に提出
- 2020年8月 防衛省交渉・ホープスポット応援署名を提出
- 2020年9月 防衛省交渉・設計変更承認申請を受けて
海中での調査は、専門性と十分な費用が必要なため、辺野古・大浦湾の海の中のようすを直接調べているNGOはほとんどありません。長年にわたり調査を続け、それをもとに科学的な提言を行うことができたのは全国のみなさまのご寄付があったからこそです。心から感謝するとともに、今後ともご支援をお願いいたします。