2020.12.02(2020.12.04 更新)
平標山に大源太山、晩秋の赤谷の森の山々を歩いて気象データの回収・交換をしてきました
報告
専門度:
テーマ:絶滅危惧種里山の保全生息環境保全森林保全
フィールド:森林
自然のちから推進部の岩橋です。
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、群馬県みなかみ町の赤谷の森で生物多様性の復元と自然の恵みを活かした持続的な地域づくりの活動に力を注いでいます。
先日、生物多様性保全部の朱宮が中心になって行っている気象データの回収と交換の作業に同行してきました。
赤谷の森は1万haにも及ぶ広大な森で、谷川連峰最高峰の仙ノ倉山(2,026m)や日本百名山の平標山(1,983.8m)などの山々も連なっています。
私たちはこの森の中に気象データを取得するロガーやセンサーカメラを設置して、継続的に自然環境のモニタリングを実施しているのです。
平標山に登り、大源太山を経由して川古温泉へ。途中、等間隔で設置している気象ロガーの回収と交換をしていきます。11月上旬、すでに山の上では雪が降り、寒さに耐えながらの作業になりました。
赤谷の森で気象ロガーやセンサーカメラを見かけたら、NACS-Jが自然環境をモニタリングしているんだなと見守っていただけたら幸いです。
おまけの写真は山腹の紅葉と動物たちの足跡です。今年は紅葉がとてもきれいで、当たり年だったように思います。
雪には動物たちの足跡もたくさん残っていました。クマのうんちも発見しました。
赤谷の森に暮らす動物たちもせっせせっせと冬支度中だったようです。