2020.11.16(2022.10.31 更新)
山と海はつながっている!ピリカを使って山登りしながらごみ拾いをしてきました
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専門度:
テーマ:海の保全環境教育
フィールド:山
こんにちは。自然のちから推進部の岩橋大悟です。
今、日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、陸域に比べて遅れている海や砂浜の自然保護活動に力を注いでいます。
その一環として、今年度も「全国砂浜ムーブメント」を全国の皆さまへ呼びかけ、砂浜ノートの配布や、砂浜の生きもの調査、ごみ拾い活動を推進しています。
砂浜ノートの配布にあたっては、5万人の子どもたちに届けるクラウドファンディングも実施させていただき、多くの皆さまからの温かいご支援をいただくことができました。本当にありがとうございました。
さて、先日、全国砂浜ムーブメントを共催している株式会社ピリカの三輪芳和さんと一緒に、総勢6名で力をあわせ、東京の奥多摩というエリアにある御岳山に登りながらごみ拾いをしてきました。
全国砂浜ムーブメントで呼びかけているごみ拾いは、砂浜だけでなく、街中や公園、河川、山などすべてが対象です。
山と海はつながっています。遠いように思いますが、ひとたび雨が降れば、山に落ちているごみも沢から川へ流れていき、最終的には海へ流れてしまいます。
正直、ふだんは山登りしながらごみ拾いしている余裕はありませんでしたが、ごみ拾いのために山に登るとなると違います。けっこうごみが落ちていることに気づきます・・・。
特に多かったのが飴玉の袋。山登りすると糖分や塩分の補給で飴を舐めますが、その袋がそのまま捨てられてしまっていることが目につきました。
なんと豆腐のパックも回収。なんでこんな山の上で豆腐を食べるんだろうと皆で悩みます。もしかしたらカラスの仕業!?
ともあれ、山登りが大好きな私としてはなんとも嘆かわしく、山でごみを捨てるなんて、山に登る資格はありませんよね・・・。
たった数時間の山登りでしたが、持参した袋いっぱいのごみを拾いました。山に限らずですが、自分で出したごみは自分で持ち帰る。もしくは、きちんとごみ箱に捨てる。これが鉄則です。
拾ったごみはもちろん、ごみ拾いアプリのピリカにも登録します。ピリカを使うとごみ拾いも格段に楽しくなるので、ぜひ登録してみてください。
ゴミ拾いアプリ「ピリカ」
いつでもどこでも気軽に参加!ピリカはごみ拾いを楽しくする完全無料のボランティアSNSです。
※ゴミ拾いアプリ「ピリカ」の設定は以下のリンクをご覧ください。
★★★おまけ★★★
おまけの写真は、山登りの途中で出合った動物のうんち。
いったい誰のうんちだろう!?ごみ拾いをしながらも、自然観察も忘れずに登った今回の山登り。ふだん気づかないことに気づかされた時間でもありました。
ちなみに、うんちの中身はたくさんの銀杏でした。銀杏が好きなタヌキさんのうんちかもしれません。
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