2020.11.05(2020.11.05 更新)
只見町の廃校になった小学校を利用した「森の分校ふざわ」を訪問。冬には写真展も企画予定です!
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専門度:
テーマ:森林保全子育て
フィールド:森林
こんにちは。自然のちから推進部の岩橋大悟です。
先日、株式会社日清製粉グループ本社の皆さまと一緒に実施している活動「母と子のネイチャースクール」の一環で、福島県の只見町を訪れました。
只見町はユネスコエコパーク(豊かな自然があり、人々が地域の自然資源を持続的に活用しながら共存しているモデル地域)として、世界的にも認められており、日本自然保護協会(以下、NACS-J)とも縁の深いエリアです。
「森林の分校ふざわ」は廃校になった小学校を利用した、宿泊できる山村の暮らし体験施設です。2泊3日にわたって開催される「母と子のネイチャースクール」の拠点にもなっています。
今年度は新型コロナの影響で中止になってしまった「母と子のネイチャースクール」ですが、代替企画のために「森林の分校ふざわ」を訪れ、お世話になっている藤沼航平さんをはじめ皆さまと打合せしたり、ビデオレターの撮影をしたりしてきました。
なんと、私たちが何気なくリクエストさせていただいたピザ窯もつくってくださっていて、来年の活動では使うことができそうです。どうか来年は新型コロナもおさまって活動ができるといいな・・・。ピザ窯づくりでは宇都宮大学の学生の皆さまが手伝ってくださったのだそうです。母と子のネイチャースクールをきっかけにして、このように活動の拡がりを感じることができて、本当に感謝感激です。ありがとうございます。
「森林の分校ふざわ」には、NACS-Jの会報やポストカードなども置いてくださっていて、泊まりに来るお客様がよく読んでくださっているそうです。来年1月頃から春にかけては、昨年に引き続き「母と子のネイチャースクール」の写真展も計画しています。
もうすぐ雪に埋もれてしまう只見町ですが、雪の只見町も本当に素晴らしく、「森林の分校ふざわ」も新型コロナにも負けずに元気に営業していますので、ぜひ訪れてみてください。
おまけの写真は、「森林の分校ふざわ」の裏山で採れた天然のなめこ。これぞ、自然の恵み!この日、宿泊されたお客様は、このなめこを使ったお味噌汁が食べられたそうです!羨ましい・・・。笑
森林の分校ふざわ
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