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2020.10.21(2020.10.21 更新)

濠プロジェクトの一環でホトリア広場の清掃や水草の間引き作業を行いました

報告

専門度:専門度1

テーマ:自然環境調査環境教育生息環境創出生息環境保全

フィールド:皇居外苑濠

こんにちは。自然のちから推進部の岩橋大悟です。

日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、NACS-Jの活動を会員として支えてくださっている三菱地所株式会社などと一緒に、皇居外苑のお濠の生きものを再生する「濠プロジェクト」(以下、濠プロ)を実施しています。

9月末の日曜日、皇居外苑濠に生息している生きものの域外保全や復元実験などをおこなっている大手町のホトリア広場で、清掃や水草の間引き作業をおこないました。

水草再生実験中の写真

この日は年に一度、ホトリア広場の水が少なくなる日だったのですが、それに合わせて毎年実施している作業です。濠プロもスタートしてから3年目になり、埋土種子実験用のパレットも劣化してきたので新しいものに交換しました。

濠プロでは、東京都区部で絶滅してしまった「ミゾハコベ」を含む5種の水草の復元に成功するなど、成果が出始めています。これらの成果については、改めてNACS-Jのウェブサイトでもご紹介させていただきます。

 

(注)ホトリア広場での作業は許可を得て実施しているものです。無断で水の中に立ち入ったり、生きものを採取することはできません。


こちらも併せてご覧ください

「濠プロジェクト」がNHKの「ダーウィンが来た!」で放映、紹介されました(2020年6月10日)

 

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