2020.09.18(2020.09.18 更新)
自然保護大賞2014受賞 藤原結菜さんの「お助け!シュロの糸」の取組みが小学校の教科書に掲載されました!
メディア掲載
専門度:
フィールド:里山
こんにちは、広報会員連携部の後藤ななです!
日本自然保護協会(以下、NACS-J)では、2014年度より、生物・生態系の研究、自然保護の実践、環境教育の推進などに大きく貢献する取り組みに対して、その成果と尽力を表彰する日本自然保護大賞を実施してきました。
これまで、全国各地から多くの取り組みをご応募いただき、NACS-Jも全国の素晴らしい自然保護活動と出会うことができました。
そうした中、今回、2014年度自然保護大賞の子ども・学生部門で大賞を受賞した藤原結菜さんの「お助け!シュロの糸」の取り組みが、この春から、学校図書株式会社出版の小学3年生道徳の教科書に取り上げられました!
https://gakuto.co.jp/2020s_tokusetsu/webpamph/doutoku.html
学校図書株式会社
表紙イラスト タオカミカ
紙面デザイン 株式会社セルト 平野晶
教科書では、田んぼの側溝に落ちたカエルを救いたいと考えた結菜さんが、11種類115匹の垂直に飛び上がる「ジャンプ力」や、壁面にとりつく「くっつき力」など、カエルの運動能力を調べ、その結果をもとにシュロの皮を編んだ「お助け!シュロの糸」を考案し、実際に田んぼなどの側溝に取り付けてカエルを救出する活動が紹介されています。
たくさんの小学生の皆さまが、「お助け!シュロの糸」のお話を読んで、自然を大切する気持ちを育んでくれることを祈っています!
※結菜さんの2014年時の受賞についてはこちらに掲載しています。
https://www.nacsj.or.jp/award/result_2014.php#anchor_cat06
▲結菜さんの発表動画も見られる日本自然保護協会のYoutubeチャンネルも、この機会にぜひご登録ください!
※カワノ工業株式会社では、お助けシュロの糸!を活用した側溝を販売しています。
http://www.kawanokk.co.jp/ConcreteProducts/products/Kero.html