2020.09.17(2023.09.22 更新)
辺野古の海を守る防衛省交渉を行います<9/24> ~設計変更承認申請を受けて~
イベント告知
専門度:
▲ジュゴンとウミガメ(東恩納琢磨
テーマ:海の保全
フィールド:海サンゴ礁
辺野古・大浦湾の海には5334種の生物が棲み、沖縄島最大の規模の海草藻場が広がり、豊かなサンゴ礁が広がっています。これらの生態系は本来であれば優先的に保護されるべきところです。
しばらく姿を消していたジュゴンの声らしき音が、今年2月から計198回にわたり工事現場付近の2か所で記録されています。ジュゴンの声である可能性が高い、と専門家が述べるなか、ジュゴンの生息が確認されないまま埋め立て工事が進められています。また近年、軟弱地盤の存在がわかり、この場所の地盤改良を行うには、大量の資材を必要とし、また前例のない技術を用いる必要があることがわかりました。
そのため、沖縄防衛局は4月に公有水面埋立法に基づき工事の内容の変更について沖縄県に「設計変更承認申請書」を提出し、9月8日よりその申請書の告示・縦覧が開始されました。この申請書は市民に広く意見が求められているものです。
辺野古のサンゴ礁を守るために設計変更に正式に意見が言えるチャンスです!
この度、申請書の内容について、防衛省と意見交換を行う場を設けました。
また、その日の午後には、交渉の内容を受けて、市民のみなさんに沖縄県への意見を書き方をお伝えする勉強会を実施いたします。
防衛省への工事面に関する質問事項案
辺野古・設計変更承認申請書に対する防衛省への質問事項案 2020.9.24(PDF/700KB)
辺野古の海を守る防衛省交渉の日程詳細
日時
2020年9月24日(木)10:00~12:00(防衛省交渉)、13:30~15:30(勉強会)
場所
参議院議員会館 講堂
※オンライン参加も可(詳細は下記)
スケジュール
9:45~ 開場(ロビーにて通行証配布)
10:00~12:00 防衛省交渉
休憩
13:15~13:30(ロビーにて通行証配布)
13:30~15:30 意見書執筆勉強会
参加者
北上田 毅 (土木技師、沖縄平和市民連絡会)
満田 夏花 (国際環境NGO FoE Japan)
阪上 武 (美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会)
渡辺 竜生 (海の生き物を守る会)
大野 正人 (日本自然保護協会 保護部長)
安部 真理子(日本自然保護協会 保護部主任)
主催・協力
主 催 公益財団法人 日本自然保護協会
協 力 国際環境NGO FoE Japan / 辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク
お申込み・お問合せ
お申込み https://pro.form-mailer.jp/fms/30598d57203736
資料代 500円(オンライン参加の場合、無料 ※画面共有のみ配布なしの予定)
問い合わせ:okinawahenoko35@gmail.com
※スパムメール対策のため@を大文字にしています。小文字に修正して送信してください
※当日は、オンライン参加も可能です。オンライン会議システムzoomを利用します。
会議室アドレスおよび参加方法は前日の18:00までにメールにてお送りする予定です。
メールが届かない場合は、恐れ入りますがお問い合せください。
また、以下のURLからYouTubeでも配信予定ですので、ご利用ください。
https://youtu.be/Umlkuf5-StY
これまでの活動
- 2019年10月 日本初のホープスポットに辺野古・大浦湾一帯が認定
- 2020年12月 署名のお願いと、認定を受けての活動のご報告
- 2019年12月 辺野古・大浦湾ホープスポット登録を受けての環境省交渉
- 2020年3月 署名と保全を求める要望書を県知事に提出
- 2020年8月 防衛省交渉・ホープスポット応援署名を提出
海中での調査は、専門性と十分な費用が必要なため、辺野古・大浦湾の海の中のようすを直接調べているNGOはほとんどありません。長年にわたり調査を続け、それをもとに科学的な提言を行うことができたのは全国のみなさまのご寄付があったからこそです。心から感謝するとともに、今後ともご支援をお願いいたします。