2020.08.17(2023.09.22 更新)
辺野古の海を守る防衛省交渉を行います<8/21> ~ホープスポット応援署名を提出~
イベント告知
専門度:
辺野古・大浦湾アオサンゴ群集(写真提供:牧志 治 氏)
テーマ:海の保全
フィールド:サンゴ礁海
辺野古・大浦湾の海には5334種の生物が棲み、沖縄島最大の規模の海草藻場が広がり、豊かなサンゴ礁が広がっています。これらの生態系は気候変動などが原因で世界的に減少しており、優先的に保護されるべきところです。
しばらく姿を消していたジュゴンの声らしき音が、今年2月から計186回にわたり辺野古の工事の現場付近で記録されています。ジュゴンの声である可能性が高い、と専門家が述べるなか、ジュゴンの生息が確認されないまま埋め立て工事が進められています。また近年、軟弱地盤の存在がわかり、この場所の地盤改良を行うには、大量の砂を必要とし、また前例のない技術を用いる必要があることがわかりました。
この度、コロナ禍のため4月から延期していたホープスポットの応援署名を日本政府に渡し、工事の停止と再度の環境調査を求め、防衛省の進め方に関する疑問を明らかにするために交渉を行います。
情報公開請求により入手した大量の資料から、土木や技術に関する問題を明らかにしてきた沖縄の北上田毅さんにも沖縄からオンラインでご参加いただき政府交渉を行います。
当日の様子をご視聴・ご参加を希望される方は、オンラインでの参加が可能です。下記にありますお申込みフォーム等からご連絡ください。当日視聴のみの方は、末尾にあるYoutubeより当日配信予定ですので、ぜひチェックください。
防衛省への工事面に関する質問事項案
辺野古・変更申請書に対する防衛省への工事面に関する質問事項案 2020.8.21
辺野古の海を守る防衛相交渉の日程詳細
日時
2020年8月21日(金) 13:00~15:30
場所
参議院議員会館 B107会議室(B1階)
※オンライン参加も可(詳細は下記)
スケジュール
12:30~ 開場(ロビーにて通行証配布)
13:00~15:00 防衛省交渉
15:00~15:30 とりまとめ、質疑応答など
参加者
大野 正人 (日本自然保護協会 保護部長)
安部 真理子 (日本自然保護協会 保護部主任)
若松 伸彦 (日本自然保護協会 保護部主任)
満田 夏花 (国際環境NGO FoE Japan)
阪上 武 (美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会)
渡辺 竜生 (海の生き物を守る会)
北上 田毅 (土木技師、沖縄平和市民連絡会)
主催・協力
主 催 公益財団法人 日本自然保護協会
協 力 国際環境NGO FoE Japan / 辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク
お申込み・お問合せ
お申込み https://pro.form-mailer.jp/fms/30598d57203736
お問合せ okinawahenoko35@gmail.com
※当日はオンライン会議システムzoomを利用します。
会議室アドレスおよび参加方法は前日の18:00までにメールにてお送りする予定です。
メールが届かない場合は、恐れ入りますがお問い合せください。
また、以下のURLからYouTubeでも配信予定ですので、ご利用ください。
https://youtu.be/gr2LXiu5qDo
これまでの活動
- 2019年10月 日本初のホープスポットに辺野古・大浦湾一帯が認定
- 2020年12月 署名のお願いと、認定を受けての活動のご報告
- 2019年12月 辺野古・大浦湾ホープスポット登録を受けての環境省交渉
- 2020年3月 署名と保全を求める要望書を県知事に提出
海中での調査は、専門性と十分な費用が必要なため、辺野古・大浦湾の海の中のようすを直接調べているNGOはほとんどありません。長年にわたり調査を続け、それをもとに科学的な提言を行うことができたのは全国のみなさまのご寄付があったからこそです。心から感謝するとともに、今後ともご支援をお願いいたします。