2020.01.22(2020.02.06 更新)
【終了】(東京)辺野古・大浦湾「ホープスポット」認定記念セミナー&映画「ZAN〜ジュゴンが姿を見せるとき」上映会
イベント報告
専門度:
チリビシのアオサンゴ(牧志治撮影)
テーマ:生息環境保全世界遺産海の保全
フィールド:辺野古・大浦湾
2019年10月、沖縄県名護市辺野古・大浦湾の海の素晴らしさと、それを守ろうとする人々の努力が認められ、辺野古・大浦湾一帯が日本初の「ホープスポット」(希望の海)に認定されました!
このセミナーでは「ホープスポット」認定までの経緯と辺野古・大浦湾の現状を、登録に中心的な役割を果たした日本自然保護協会の安部真理子がお話します。
当日は、安部も出演しているドキュメンタリー映画「ZAN〜ジュゴンが姿を見せるとき」(2017年、73分 )も上映します。地域の人々の思いや活動を知ると同時に、認定の決め手の一つとなったアオサンゴや生き物たちが育む美しい海の映像をお楽しみください。
▶2/5【東京】辺野古・大浦湾「ホープスポット」認定記念セミナー&映画上映会
「ホープスポット」とは
世界的に有名な米国の海洋学者シルヴィア・アール博士が2009年に立ち上げたプロジェクトで、世界で最も重要な海域を設定して”保護の網”をかけることを実施し、現在は世界で約110カ所以上が認定されています。
辺野古・大浦湾の海には天然記念物のジュゴンが棲み、絶滅危惧種のウミガメ類が産卵のために上陸します。チリビシのアオサンゴ群集、サンゴ礫が付着して成長する鍾乳洞など、貴重な自然が数多く残されています。一方で、米軍の新基地建設工事が進み、貴重な自然や生き物たちとそのすみかが脅かされています。
※「ホープスポット」についての詳細は、「辺野古・大浦湾『ホープスポット』応援署名」ページへ
http://bit.ly/henoko-ourabay_HopeSpot
概要
講師
安部真理子
日本自然保護協会・自然保護部主任。2010年4月から沖縄・奄美の問題や日本の沿岸管理の問題を担当。1997年に日本国内でのリーフチェック立ち上げ、コーディネーターをつとめている。
沖縄リーフチェック研究会会長、沖縄県サンゴ礁保全推進協議会理事、ラムサール・ネットワーク日本事務局次長