2019.02.25(2024.03.22 更新)
会報『自然保護』No.568 2019年3・4月号 特集:遺伝子から見えてくる自然の不思議
読み物イベント報告解説
専門度:
★遺伝子から見えてくる自然の不思議
今や生物多様性の保全は、社会的な課題となっています。そして、これをより深く考えるには「生態系の多様性」「種の多様性」「遺伝的多様性」と3レベルで理解する必要があります。今回の特集は、生物多様性の基盤とも言える遺伝的多様性についてまとめました。目に見えない遺伝子が見せてくれる自然の不思議を紹介しましょう!
■野生動物の多様なる性質
■イワナの分布は不思議に満ちている
■遺伝子の多様性はなぜ守るべき?
■遺伝子とは
■世界ではどう考えられている?
■遺伝的多様性を守るためにできること
★今日からはじめる自然観察
■暮らしのそばにあるヨモギ
古くから私たちの身近にあり、暮らしに利用されてた植物、ヨモギ。キク科の植物で、独特のさわやかな香りがします。ヨモギの多様な活用の仕方を想像しながら観察すると、見え方・感じ方が一味変わってきます。(山下智道 野草研究家)
■最初の森林
海の中に生えていた植物は、やがて陸上へと進化をはじめました。
最初はコケの仲間。やがて約3億6000万年から3億年前の古生代石炭紀になると、最初の森林が地上をおおうようになりました。このときの森の主役は、シダという花の咲かない植物たちです。シダの一部は山菜と呼ばれ、食用にされています。(盛口 満 沖縄大学 人文学部教授)
★NACS-J NEWS
■自然観察指導員講習会の参加者募集
■わぉ!な生きものフォトコンテスト受賞作品決定
■国際サシバサミット2019市貝 5月25~26日開催
■ネイチュア・フィーリングの参加者とリーダー募集
■Action Calendar
●COP14 in エジプトに参加ポスト愛知目標に向けて
●座間味浄水場建設計画の改善を求める要望書を出しました。
●九州自然協議会in熊本に参加しました。
●海洋保護区「沖合域」(案)にパブリックコメントを提出しました。
●南硫黄島シンポジウムで講演 冒険・発見・最後の秘境!
●化粧品ブランドLUSHと連携し里山再生ギフトボックスを開発!
●「四国のツキノワグマが絶滅しそう」高知でシンポジウムを開催しました。
★N-Cafe(会員投稿コーナー)
★自然しらべ2018 身近なアリしらべ!結果レポート
★自然保護大賞2019 受賞者決定!