2018.05.01(2023.09.22 更新)
絶滅の危機にあるチョウを守る ~チョウの保護区づくりへのご支援のお願い~
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▲ ウスイロヒョウモンモドキ
テーマ:絶滅危惧種
ウスイロヒョウモンモドキ(環境省・絶滅危惧IA類)は、近年、最も生息数を減らしたチョウのひとつです。すでに、過去に確認されていた全国の生息地の9割で姿を消しています。※1
主な原因は、人間による草原の利用減少や生息地への過度なシカの進入などによる草原環境の変化です。
日本自然保護協会では、今にも個体群の消滅が心配されるこのチョウを守るため、三原山の草原(鳥取県鳥取市余戸地区※2)の「チョウの保護区域」で、防鹿柵の設置拡大と食草の保全に取り組み、個体群が安定的に発生できる環境を作ります。ご支援をよろしくお願い致します。
※1 参考:日本チョウ類保全協会(2015)『チョウの舞う自然』No21
※2 参考:日本自然保護協会(2017)『自然保護557号』p10-11
2018年度のオオルリシジミ保全活動
長野県と阿蘇地方でしか生息が確認されていない「オオルリシジミ(環境省絶滅危惧IA類)」の保全活動も地域・研究者と協力しながら進めています。生息地拡大のために、昨年移植した食草クララの効果を確認するためのモニタリング調査を実施し保全を進めます。
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