2018.03.15(2018.03.16 更新)
国際自然保護連合(IUCN)本部を訪問してきました。
イベント告知報告
専門度:
テーマ:自然資源絶滅危惧種世界遺産海の保全
フィールド:海
保護室の安部です。
2月8日に沖縄県辺野古新基地問題対策課の多良間課長、知念主管と一緒にスイスのグランにある国際自然保護連合(IUCN)本部を訪れました。
3月24日に開催する「~沖縄の財産、世界の宝を未来に~辺野古・大浦湾シンポジウム」(主催:沖縄県、共催・企画:自然保護協会)にご登壇いただく海洋分野の専門家フランソワ・シマール氏との打ち合わせと、辺野古・大浦湾の海を守るための助力をIUCNにお願いするためです。インガー・アンダーセン事務局長、ティム・バットマン世界遺産部長とも意見交換を行うことができました。
IUCN本部がある事務所にはWWF本部もラムサール条約事務所も入っています。午後はラムサール条約事務所と辺野古と泡瀬干潟の相談。最後にWWFのエグゼクティブ・ディレクターのパダクさんと面談。新しい視点で、米軍や日本政府と対立するのではなく何とかWINWINの状態を作り出せないものか、などアイディアをいただき、盛りだくさんで有意義な1日となりました。
天気が良ければIUCN事務所からアルプスの山脈が見えるのですが、残念ながら私たちが訪れた際には天気の悪い日が続き見えませんでした。建物の屋上にはソーラーパネルが設置されているグリーンビルディングです。
余った時間で、グランの近くの自然をゆっくり見ました。(▼ジュラ山脈とジュラ湖で雪景色です。)
【シンポジウム開催情報】