2018.01.01(2017.12.25 更新)
東アジアの声を世界に届けたい
報告
専門度:
会合に合わせ一般公開フォーラム「生物多様性を次世代が継承するために」も開催し、約90名が参加した。
テーマ:生物多様性条約
日本自然保護協会が事務局を務めるIUCN(国際自然保護連合)日本委員会は、生物と文化の多様性が色濃く残る石川県で、2017年10月14日~16日に日中韓IUCN会員会合を開催しました。国連大学のいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットとの共催で開催し、さまざまな角度から自然保護を進めるIUCN会員約40名が集まりました。
IUCNの会議では、東アジアからの意見はなかなか目立ちにくいのが現状です。もっと東アジアの連携を深め、世界に声を届けたいという目的から、昨年より日中韓で会合を開いています。
会合では熱い議論が交わされ、若者の参加を支援することや、2020年に生物文化多様性に関する合同イベントを開催することなど、具体的な計画が決められました。
IUCNという政府・非政府の双方が参加できるユニークな枠組みを活かしながら、3カ国で連携を深め、生物多様性保全の取り組みを加速させていきます!
担当者から一言
広報会員連携室 佐藤真耶
国内で行われているすてきな活動を、海外の方に紹介できる良い機会にもなり、とてもうれしく思いました!