2017.12.26(2023.09.27 更新)
【ご支援のお願い】沖縄県大浦湾・辺野古のサンゴ調査に資金が必要です
専門度:
▲ 美しいサンゴ礁に囲まれた沖縄県名護市辺野古の基地建設予定地
テーマ:海の保全
フィールド:海
沖縄県名護市の大浦湾・辺野古の美しいサンゴ礁の海で、今、基地建設のための工事が行われています。2017年に着工されたK9護岸は、国内で絶滅が心配されるジュゴンが2014年まで餌場として使っていた、まさにその場所でした。大浦湾にある、まるで小山のような大きなアオサンゴ群集は、他の海域とは異なる遺伝系統を持つことが2017年秋に明らかになりました。
海の中の異変は、陸上からは気づきにくいものです。日本自然保護協会では、独自の海中調査を、現地の協力者とともに職員自ら海に潜って行い、最新の状況を発信し、問題点の指摘や改善提案を続けてきました。
2018年は、工事の急速な進捗が懸念されており、モニタリング調査を継続する資金が必要です。次の世代にサンゴ礁の海とジュゴンがくらす美しい沖縄の自然を守るため、ご支援をお願いします。
1.科学的な視点で「辺野古の海」を調査します。
あなたのご寄付が、大浦湾のサンゴの健康度と水質の変化を科学的に調査する資金になります。
2.意見書・要望書は5年で100通以上、国際会議の場でも訴えかけています。
独自に行なってきた科学的な調査のデータが、意見書・要望書の裏付けになっています。日本自然保護協会は政府や沖縄県に、辺野古に関する意見書・要望書を出して、埋立て計画の見直しを強く働きかけています。
サンゴ礁の海と沖縄の自然を守るために寄付をする!
▲ サンゴ礁のモニタリングの様子
▲ 工事が進むK9護岸(2017年7月にNACS-J職員が撮影)