子どもたちにとって豊かな自然体験はかかせないものです。生きものたちのいとなみに五感で接することは、感性や探究心を深め、観察力や理解力・柔軟性、危険の察知など子どもの様々な力を育くみます。最近では、自然体験の多さが学力・集中力の向上やうつ病・生活習慣病の抑制にも関係することが明らかにされつつあります。

皆さんは子どもに豊かな自然体験をさせているでしょうか？自然は何よりも偉大な先生ですが、その力を引き出し、子どもに自然と向き合ってもらうには、適切なガイド役・伴走者が不可欠です。保護者のみなさんにこそ、自然のことを伝える先生になって欲しい。
このセミナーは、全国で約40年間にわたって3万人の「自然観察指導員」を育成してきた日本自然保護協会が、そのノウハウのエッセンスをギュギュっと凝縮してお伝えする新企画です。身近な公園での自然観察をテーマに、実習・セミナーを通じて子どもに自然のことを伝えるチカラを磨きます。

【開催要項】

【プログラム】

【講師】

	一寸木　肇 NACS-J自然観察指導員講習会講師／大井町教育委員会　おおい自然園園長／元 小学校教員 小さい頃から自然好きで、そんな自分の相手をしてくれた先生に憧れて小学校教師となる。それ以来、教師として、自然観察指導員として、自然体験を通じた子どもの教育に携わっている。大井町のおおい自然園園長として、子どもや町民と自然をつなぐパイプ役として活躍中。
	佐野　由輝 NACS-J自然観察指導員講習会講師／（国研）森林研究・整備機構／自然観察ちば／NPO法人イクメンクラブ／NPO法人グリーンパパプロジェクト 大学時代に小学生や体の不自由な方たちとの自然体験活動を通じて、自然の素晴らしさを子どもたちに伝える活動に関わるようになる。それ以来、父親としての経験も活かして、自然をフィールドとした子育て活動に携わっている。
	高川晋一 日本自然保護協会　職員、農学博士 小さい頃は毎日のように母親と山や田んぼで遊んで育った。自然からはたくさんの事を学び育てられたからこそ子どもの自然体験への思い入れが強い。現在、３歳と６歳の子の子育て中。

本募集は終了いたしました。ご応募いただきありがとうございました。