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日本の絶滅危惧種を守る

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2017.08.31(2019.07.08 更新)

オオルリシジミの食草移植作業に参加しませんか?

イベント告知

専門度:専門度3

オオルリシジミ

テーマ:生息環境保全絶滅危惧種

フィールド:草原

明治時代に国土の10%以上を占めていた草原は、今1%まで減っています。NACS-Jでは皆様からのご支援を得ながら、絶滅に瀕する草原のチョウ「オオルリシジミ」「ウスイロヒョウモンモドキ」(共に環境省レッドリスト絶滅危惧IA類)の保全を研究者や地域の方々とともに進めています。

オオルリシジミの幼虫は、クララという植物の蕾だけを食べて育ちます。クララが生える草地がなくなったことなどが原因で減少し、現在は長野県と熊本県阿蘇地方でしか生息していません。

日本自然保護協会では、長野県安曇野市に残された生息地で、クララが生える草地を復元するために、地元団体と連携して、オオルリシジミの実態調査やクララの生息状況の調査を開始しました。また今後行うクララの移植や野焼きの効果を検証するために、市民参加のモニタリング調査も進めています。

 

ご寄付をくださった支援者の方とともにオオルリシジミの観察と調査を行った特別ツアー(6月2日)。

 

9月30日(土)にはオオルリシジミの生息地を増やすため、地域の方々と協力してクララの移植作業を行います。だれでも参加可能ですので、絶滅の危機にあるオオルリシジミを守るために、ぜひ参加しませんか。皆様からのご参加をお待ちしております。

長野県安曇野市で9月30日、クララを移植する作業を地域の方々と一緒に行ってきました!

当日の様子を下記ページでレポートしています。

 

スタッフブログ「オオルリシジミの食草クララの移植作業を行ってきました。」

オオルリシジミの食草クララの移植作業 開催要項

【実施日】9月30日(土) 8:30~12:30頃

【場所】長野県安曇野市内

【内容】クララの採取・株分け・移植・観察会

【持ち物】作業できる服装、スコップ、水筒、昼食、雨具

*当日の昼に、お味噌汁、おにぎりの振る舞いがあります

*13:30~15:00 同会場にて、オオルリシジミについてのクイズ形式のお話と缶バッジづくりのイベントがあります(講師:帝京科学大学・安曇野オオルリシジミ保護対策会議 江田慧子さん)

【申し込み】9月23日(土)までに下記の連絡先まで、①お名前(ふりがな)、②性別、③年齢、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥午後のイベントの参加の有無、をお知らせください。

*申し込み後に、集合場所などの詳細をお知らせいたします。

*雨天等により中止になった場合、申し込みでいただいた電話またはメールアドレスにご連絡します。

 

【問い合わせ・申し込み先】

日本自然保護協会 生物多様性保全室 担当:福田真由子

電話03-3553-4103 FAX 03-3553-0139 fukuda★nacsj.or.jp(★を@に変えてください)

 

 

担当から一言

生物多様性保全室 福田真由子
今年度からチョウの保全活動を担当することになりました。今までの経験を活かして頑張ります!

 

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