2017.06.28(2017.07.07 更新)
【リニューアル号!】会報『自然保護』No.557 2017年7・8月号 特集:ツキノワグマ
解説読み物
専門度:
今月の表紙
第3回フォトコンテスト優秀賞
アサギマダラ
撮影・解説:林 昌尚
福井県の部子山山頂付近に広がる高原に、7月中旬になるとアサギマダラが渡ってきます。高原にはこの時期アサギマダラの好むヒヨドリバナが咲き誇ります。十数年前までは狭く荒れた林道しかありませんでしたが、いつの間にか山頂近くまでほぼ全線舗装に変わりました。誰でも簡単に車で登ることができるようになり、車にひかれた小動物などを目にする機会が増えました。排気ガスや騒音などによる急激な環境の悪化も懸念されます。いつまでもこの素晴らしい自然を守りたいものです。
テーマ:絶滅危惧種自然観察ツール生息環境保全
フィールド:里やま
★特集 ツキノワグマ
日本の山にすむツキノワグマ。日本にたくさんいるように思うかもしれませんが、九州ではすでに絶滅し、四国では絶滅寸前です。ツキノワグマたちが暮らせる森を残し、共に暮らしていくために、まず、ツキノワグマと向き合い、知ることから始めましょう。
■教えて ! 日本のクマ事情
(小池伸介 東京農工大学大学院農学研究院 准教授、日本クマネットワーク 事務局長)
■ツキノワグマのQ&A
(小池伸介)
■SOS ! 四国のツキノワグマ
(山田孝樹 認定NPO法人四国自然史科学研究センター主任研究員)
■クマの隣に暮らすために 西中国地域の取り組み
(澤田誠吾 島根県中山間地域研究センター)
■四国にクマも暮らせる豊かな森を
(出島誠一 日本自然保護協会 生物多様性保全室)
★N-Café(会員投稿コーナー)
■中池見湿地のモニタリング調査に参加しませんか?
■ゴミ拾い・環境イベントポータルサイトに登録しませんか?
■ホタルのすむ町を子どもたちに
■私の原風景「田染荘」のトンボ図鑑をつくりました!
■熊本地震と自然観察~ストレスマネジメントの観点から~
★2016年度 NACS-J年次報告
★NACS-J NEWS
■今月の現場突撃リポート:サシバツアー in フィリピン
■各担当からの報告
★今日からはじめる自然観察
■竹林やささ原を観てみよう
(亀山浩二/茨城県石岡市立石岡小学校教頭(元ミュージアムパーク茨城県自然博物館主任学芸主事))
■観察会の味方! ピクチャーカード〜森の食物連鎖