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日本の絶滅危惧種を守る

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2017.04.26(2023.09.27 更新)

草原を守ってチョウの絶滅を止めよう!

募集

専門度:専門度1

テーマ:生息環境創出生息環境保全

フィールド:草原

草原のチョウが絶滅の危機に

明治時代に国土の10%以上を占めていた草原。日本人の暮らしや農業環境が変化したため、国土の中で草原の占める割合が1%まで極端に減ってしまいました。そんな草原環境を主に利用してきた草原のチョウが生息場所を追われ、今、まさに絶滅の危機に瀕しています。

そういった絶滅の危機にある生きものは、採取の危機にさらされているため分布情報などを公表することができず、限られた関係者だけで対策を行うことから、必要な保全活動ができない状況にあります。

そこで、私たち日本自然保護協会では、草原を代表するチョウ、オオルリシジミの保全のための食草の保護・栽培や市民参加型モニタリング、ウスイロヒョウモンモドキの保全のためのツアーを実施して、限られた関係者だけでなく地域の方々や一般市民も含めた多くの方々とともに日本の生物多様性を支える「草原環境」を保全して、絶滅の瀬戸際にある生きものを守ります。

そして、この活動を通じて、オオルリシジミ等の草原性のチョウの存在や、草原の価値が見直され、地域の方々が中心となって、草原性のチョウや草原そのものを、地域の宝として保全・活用される等、地域づくりにつなげ、人と自然が共生する社会を実現します。

この活動を実現するためには、多くの方々の参加と、活動資金が必要です。

オオルリシジミとは

「オオルリシジミ」は、かつては東北から九州まで分布していた絶滅危惧種の草原のチョウです(環境省レッドリストで絶滅危惧ⅠA類)。いまは長野県と九州の一部でのみ生息が確認されています。

 

ご寄付のお願い

活動の一例

  • オオルリシジミ保全のため、食草クララの保護・栽培や市民参加型モニタリング(長野県・熊本県)
  • ウスイロヒョウモンモドキの生息環境の保全活動への参加協力(鳥取県)

▲2017年3月に長野県の生息地となっている安曇野市でオオルリシジミの食草「クララ」の株分け作業を関係者と協力して実施しました。


 

ご寄付の仕方

WEBサイトからのご寄付

こちらから寄付できます

 

専用振込用紙を入手してのご寄付

払込手数料が免除されます
下記までご連絡いただきましたら専用振込用紙を送付いたします。
【問い合わせ先】
・TEL03-3553-4101 まで「チョウ寄付の専用払込用紙の請求」とお伝えください。
・ウェブサイトのお問い合わせフォーム(https://www.nacsj.or.jp/contact/)から、お問い合わせ内容に「チョウ寄付 専用払込用紙請求」と「送付先」をご記入の上、送信ください。

 

郵便振替用紙から口座に払込いただくご寄付

下記口座に払込みください。窓口での通常払込みによる、下記の寄付金払込口座に限り、払込手数料が免除されます。
※ご送金の際、払込用紙の備考欄に「チョウ寄付」および、払込手数料が免除のため「免」とご記入ください。また窓口で「払込手数料免除の口座」とお伝えください。

【送金先(郵便振替口座)】
口座番号:00150-2-51775
加入者名:公益財団法人 日本自然保護協会

<ご注意>
ATMやゆうちょダイレクトでの送金は、従来通り手数料がかかりますのでご注意ください。

 

ウスイロヒョウモンモドキ(写真:日本チョウ類保全協会)かつては兵庫県から広島県にかけての中国山地に生息していましたが、現在自然状態で発生しているのは全国5箇所となっています。絶滅危惧IA類(環境省レッドリスト)

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